先日作ったサワークリームと味噌のケーキ。
余ったサワークリームやカシューナッツを使い、パンを焼いてみました。
余りものを加えたとは思えないような、とびっきり美味しいパンになり、
作った本人が一番驚きました。
粉はスペルト全粒粉を30%混ぜています。
《材料》
◎ルヴァン種
ライ麦酵母 20g
スペルト全粒粉 7.5g
ゆきちから 7.5g
ぬるま湯 15g
◎本ごね
ルヴァン種 全量
ぬるま湯 185g
スペルト全粒粉 75g
ゆきちから 25g
強力粉 150g
塩 5g
サワークリーム 25g
フェンネルシード 2g
カシューナッツ 60g
《工程》1日目、2日目とも室温22℃
ルヴァン種の材料を混ぜ、温かい場所で4時間程発酵させる
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完成したルヴァン種をぬるま湯に加え、溶かすように混ぜる
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粉類を加え、軽く混ぜ、室温に1時間程置く
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塩とサワークリームを加え、ボウルの中で8分程こねる
最後にフェンネルシードとカシューナッツを加え、もう少しこねる
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室温に30分置く
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最初のパンチ(生地を底から持ち上げ折りたたむ作業をボウル1周分)を行う
同じ作業を30分毎に、残り3回行う
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最後のパンチが終わったら、生地をまとめ新しいボウルに移す
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室温に2時間置いた後、冷蔵庫で一晩寝かせる(今回は13時間)
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次の日、冷蔵庫から出した生地を室温に90分置き、復温させる
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丸め、ベンチタイム20分
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成形した生地を発酵かごに入れ、室温に50分置く
その間に天板と鋳物鍋の本体をオーブンに入れ、250℃に予熱
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生地にクープを入れ、表面にたっぷり霧を吹く
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天板に生地をのせ、鋳物鍋の本体を被せ250℃で25分
鍋を外し、230℃で13分焼く
焼き上がりです!
ふっくら、パリッと焼き上がりました。
サワークリームとフェンネルの香りが混ざり合い、魅惑的な香りになっています。
しっとり柔らかいクラム。
サワークリームのミルクのような甘さ、そしてチーズのようなコクが同時に
口の中に広がります。
フェンネルシードの甘さと、カシューナッツのささやかな甘さも
とても心地よく感じられ、美味しいです。
それぞれの素材が重なり合い、砂糖などは何も入れていないのに
ほんのり甘い生地になったことが不思議でした。
カシューナッツはパンに入れることがあまりなかったのですが、
滑らかで、噛み締める程に甘さを増す味わいがクセになります。
また使ってみたいです🍞
★今回使った粉★
自然栽培小麦粉(強力粉)ゆきちから1kg 有機JAS (青森県 SKOS合同会社) 産地直送
スペルト全粒粉はふたごや農園さんのものを。
強力粉はいましろオーガニックファームの有機強力粉を使いました。
★今回のYouTube動画★
ピーカンナッツとフェンネルのサワードウ – UZURANO小話
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