サワードウスターターを作る際に出る、捨て種。
今回は、その捨て種と微量のドライイーストを組み合わせ、パンを焼きました。
クランベリーとヒマワリの種を加え、彩と香ばしさもプラス。
捨て種の酸味を全く感じさせない、香りよい、美味しいパンになりました。
微量ですが、ドライイーストの力が頼りのなるパンです。
《材料》
捨て種 30g
ドライイースト 0.5g
ぬるま湯 175g
ライ麦全粒粉 50g
ゆきちから 50g
ゆめちから 150g
塩 4g
ドライクランベリー 40g
ヒマワリの種 40g
《工程》
ぬるま湯に捨て種とドライイーストを入れ、溶かすように混ぜる
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粉類、塩を振るい入れ、ボウルの中で3分程こねる
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生地がまとまってきたら、ドライクランベリーとヒマワリの種も加え、
もう少し混ぜる
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30分室温に置く
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一度パンチをしてから生地をまとめ、冷蔵庫で一晩寝かせる(今回は20時間)
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次の日、冷蔵庫から出した生地を室温に2時間程置き、復温させる
(思ったよりも発酵が進んでいなかったため、時間は長め)
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丸め、ベンチタイム20分
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生地を成形し、室温に50分置く
その間に天板と鋳物鍋(蓋付き)をオーブンに入れ、250℃に予熱
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生地にクープを入れる
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予熱の終わった鋳物鍋の中に生地を入れ、蓋をする
250℃で25分、蓋を外し230℃で13分焼く
焼き上がりました!
鍋の中でふっくら膨らんでいます。
鍋から取り出すと、こんな感じです。
久々に生地を鍋の中に入れ焼きましたが、なかなか良い出来。嬉しいです!
いろいろな焼き方がありますが、この方法は失敗することが少ないように
思います。
(生地を鍋に入れ蓋をする焼き方、生地に鍋の本体を被せて焼く方法、
この2つにどのくらいの差があるのかは、まだ分かりません)
スライスしてみると、小さめの気泡が生地全体に入っていました。
ほのかに甘いのは、クランベリーだけでなく、
小麦の美味しさも一緒に感じられるから。
そんな気がします。
今回はドライイーストをとても少なくし、発酵を低温長時間にしました。
そのおかげか、素材の旨味がたっぷり抽出されたパンになりました。
いつものサワードウも、こんな風に焼き上がるのが理想です🍞
★今回使った粉類★
自然栽培 有機小麦粉(強力粉)「ゆきちから」
ALNATURIA 有機ゆめちから(強力粉)2kg
捨て種で作る、オレンジピールのサワードウ – UZURANO小話
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