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ライ麦30%配合 カンパーニュ no.23

北海道産のライ麦全粒粉を30%混ぜたカンパーニュ。

酵母は、ルヴァン種とレーズン酵母を合わせて使いました。

 

食べて最初に思ったのは、酸味の無さと生地の甘さ。

ライ麦と言えば独特の酸味が特徴ですが、その酸味がない。

その代わりにほんのりとした甘さが感じられます。

 

酸味がなければ、ライ麦の良さが消えてしまっているのでは?

と思うところですが、ライ麦の香りや旨味はしっかりと残っています。

 

しっとり、ふかふか、細かな気泡を含んだクラム。

クラストは力強く焼けています。

 

甘味が出たのは、レーズン酵母の力。

旨味が残ったのは、ルヴァン種の力。

かな?と思います。

 

しっかり酸味を感じるライ麦パンも好みですが、こんなやさしい印象のライ麦パンも

とっても素敵だと感じました🍞

 

今回の材料と工程はこちらから

↓ ↓ ↓

《材料》

◎ルヴァン種

酵母(サワードウスターター) 10g

ライ麦全粒粉 5g

強力粉 5g

水 10g

 

◎本ごね

ルヴァン種 全量

レーズン酵母 80g

水 100g

 

ライ麦全粒粉 75g

強力粉 175g

塩 3.5g

 

《工程》(室温25℃程)

ルヴァン種の材料を混ぜ、室温で3~4時間発酵させる

ボウルに水、レーズン酵母、完成したルヴァン種を入れ、溶かすように混ぜる

粉類と塩をふるい入れ、粉気がなくなるまでしっかり混ぜる

1時間室温に置く

最初のパンチ(生地を底から持ち上げ折りたたむ作業をボウル1周分)を行う

1時間毎に同じパンチの作業を、残り2回行う

最後のパンチが終わったら、生地をまとめ新しいボウルに移す

少し膨らむまで室温に置き(今回は2.5時間)

その後冷蔵庫で一晩寝かせる(今回は18.5時間)

次の日、冷蔵庫から出した生地をすぐに成形する

室温に1.5時間置き、発酵させる

その間に鋳物鍋を蓋ごとオーブンに入れ、250℃に予熱

生地をオーブンシートにのせ、クープを入れる

表面にたっぷり霧を吹く

熱い鋳物鍋に生地を入れ

250℃で30分(蓋あり)

230℃で10分(蓋なし)

焼成

 

焼き上がりです!

 

コロンとした姿に焼き上がった今回のカンパーニュ。

 

ちょっぴり甘いクラムはふかふか。

ライ麦の酸味が苦手な方にも、お勧めのパンです♪

 

★今回使った粉類★

ALNATURIA ライ麦全粒粉 2kg

ALNATURIA 有機ゆめちから(強力粉)2kg

 

北海道産ライ麦粉使用 カンパーニュ no.22 – UZURANO小話

 

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