午前中、てくてく歩き、少し離れたパン屋さんへ。
初めて訪れたお店。
外に2人並んでいて、一瞬どうしよう…という迷いが出るが、せっかく来たんだし、
炎天下でもないから、と並ぶことに決める。
入ってみると、店内には美味しそうなお総菜パンや甘いパン、
アレンジされたクロワッサンなどがたくさん並んでいる。
しかし、迷いなく、ハーフサイズだけ残っていたカンパーニュを購入。
自分で繰り返し焼いて食べているのに、やっぱり気になるのはカンパーニュ。
パン屋さんのは形が整い、気泡もクープも綺麗に入っているなぁ、
なんて、360℃回転させながら感心してしまう。
縦長、細身のカンパーニュも何だか珍しい。
早速今日の晩ご飯に出すことに。
午後は自作のパンを焼く。
昨日から仕込んでいた、レーズン酵母とルヴァン種を使ったクルミパン。
今回は、ボウルの中で生地を捏ねる工程を追加。
そして成形は4分割したものを丸く。
しかし、この成形が思うようにならず、四苦八苦。
まるで泥団子を不器用に丸めるような手付き。
皆どうやってあんなに綺麗な丸を作っているんだろうか、
この雑な感じは自分の性格の問題か、など自分を責めたり落ち込んだり。
時にパン作りや料理というのは、心が揺れる作業になる。
気持ちが上がったり下がったり。
この揺れがある間は、まだ自分のものになっていないということだろうか。
プロの人でも気持ちの揺らぎがあるのだろうか。
なんて考えている間にクルミパンが焼き上がった。
良い香りが漂い、ささくれていた気持ちもなめらかに。
焼き上がってみれば、なかなか悪くないんじゃない、とも思う。
クルミパンは明日のお昼ご飯。
そして、この日の晩ご飯。
メニューは、
・野菜のトマト煮込み
・ゴーヤの卵炒め
・買って来たカンパーニュ
・ハチミツがけ豆乳ヨーグルト
トマト煮込みは、茄子、パプリカ、ビーツ、玉ねぎなどを大きなトマトで煮込んだ。
塩漬けケッパーも一緒に入れたらコクが出て美味しい。
卵炒めは、バターを温めたフライパンでゴーヤにじっくり火を通し、
チャットマサラをフリフリ。
塩、胡椒を混ぜた卵液を流し入れ、まとめる。
チャットマサラがまた大活躍した一品。
そしてカンパーニュ。
クラストはパリッ、クラムはしっとり柔らかい。
少しバゲットに似て、とても上品な雰囲気。
久々に食べたパン屋さんのカンパーニュ。
こちらも美味しかったですが、自分で焼いたカンパーニュだって
垢ぬけてはないけれど、それなりの味わいがある。
同じように焼けなくったって、いいじゃない。
食べながら、そんなふうに感じました。
ただ…やっぱり…成形はもうちょっと勉強しようかな…と思います😅(終)
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