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8月24日(水) 遥か昔、ハントンライスの記憶

地元の名物、ハントンライス。

聞いたことがあるという方も、いらっしゃるでしょうか?

 

ハントンライスとは?(Googleで画像検索するのが一番早いかも…です。)

ケチャップライスの上に薄焼き卵をのせ(オムライスのように包んではいない)、

さらにフライ、そしてタルタルソース、ケチャップを豪快にかけた、ごはんもの。

 

繊細さよりも、実直にウマい!という感じを求めた料理なのですが、

子供の頃はこのハントンライスが特別な料理だった。

 

伯母の家の近くに、「ジャーマンあき」というお店があり、

遊びに行くと必ずお昼に、ジャーマンあきのハントンライスが出てきた。

(多分当時は出前で食べていた。)

 

実家では洋食のメニューが全くと言っていいほど出なかったので、

ハントンライスが食べられるというのは、特別行事。

伯母の家へ行く時は、いつも期待に胸を膨らませていた。

 

オムライスとフライが合体し、やたら美味しい白いソースがかかった、ハントンライス。

大きなお皿に盛られたライスを食べ進むうち、フライが1つ減り、2つ減り、

最後の1つを食べるころには、ちょっとセンチな気持ちになる。

次はいつ伯母の家に来られるのだろうか…。

そんなことを思いながら、いつもスプーンを置いていた。

 

そのうち中学生になった私は、部活で忙しくなり、

伯母の家へ遊びに行く機会も減ってしまった。

 

それからは、あっという間に年を重ね、のこのこと東京へ出て来た。

ハントンライスのことなど、すっかり忘れてしまった。

 

ところが北陸新幹線の開通により、何やら地元が活気づいているころ。

それと共に色々な情報が入っってきたのですが、その中にハントンライスがあった。

いつの間にやら金沢名物になっていた、ハントンライス。

 

へええ、なんて思いながら金沢へ帰ってみると、

名物になったからか、ハントンライスを出すお店が増えたようだ。

しかし、記憶の中のハントンライスを思うと、

なかなか食べようという気持ちになれなかった。

特別だったハントンライスがメジャーになり、

どこででも食べられるようになったことが、寂しかったり。

 

子供の頃は、あの大きいお皿をペロッと平らげると、

「よく食べたね~、えらいね~」なんて褒められたけれど、

今はもう中年なので誰も褒めてはくれない。

全部食べ切る前に、モタレやしないか心配するぐらいだ。

 

こう書いていると、あれ?実はハントンライス食べたい?ということに気付いた🥄

記憶なんて、寂しいなんて、言ってられない!

 

今度金沢へ行くことがあったら、食べてみようか。

「ジャーマンあき」はなくなったみたいだけれど、「グリルオーツカ」なら

食べられるかな🌟

 

最後に、この日の晩ご飯。

メニューは、

・トウモロコシと夕顔のカレー

・もやしとアマランサスの葉炒め

・ピーナッツ豆腐

・舞茸とワカメのお味噌汁

 

カレーは、帆立の貝柱入り。よい出汁が出ました。

玉ねぎもじっくり炒めて。

 

初めて料理するアマランサスの葉は、もやしと一緒に炒め物に。

味付けは、ニンニク醤油。

 

今日は、またランニングをしたり、パンを仕込んだりした1日。

ランニング中、ツクツクボウシが沢山鳴いていました🌳(終)

 

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