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9月11日(日) 手間をかけたら完成度が高まったサワードウ

なーなーな関係からの卒業。

というわけで、今回は初心に返り、

いつもより手間をかけ、カンパーニュを作ってみた。

 

出来上がりはあまり変わらないかな、なんて想像していたのですが。

 

 

出来は上々。

いつもよりぷっくり膨らみ、クラムには綺麗な気泡が沢山入っていた。

 

 

気泡に艶が出たクラムは、酸味が少なく、ほんのり小麦の甘さを感じる。

しっとりと、ふかふかのバランスも良い。

 

やはり手間をかけた工程は、結果につながるということだ。

丁寧さがパンに現れ出る。

 

上手く焼けたので、今回はこのカンパーニュの材料と工程を

いつもより詳しく書いてみます。

 

カンパーニュno.34

《材料》

◎ルヴァン種

サワードウ酵母(スターター) 20g

準強力粉 15g

水 15g

 

◎本ごね

全粒粉 50g

ライ麦全粒粉 25g

準強力粉 75g

強力粉 100g

水 170g+15g(15gは塩と混ぜ、後から加えます)

 

ルヴァン種 全量

塩 5g

 

《工程》

ルヴァン種の材料を混ぜ、かるく蓋をし、室温(25℃以上)で3~4時間発酵させる

同時に、粉と水170gをボウルに入れ、粉気がなくなるまで混ぜておく

乾燥しないように蓋をして室温に置く

完成したルヴァン種を先のボウルに加え、ゴムベラなどでよく混ぜる

混ざったら30分室温に置く

塩と残りの水15gを混ぜ、先のボウルに加える

今度は手を使い、生地が滑らかになるまで捏ねる

(とても柔らかい生地。べたつきますが、ボウルの側面に生地をペタンペタンと

 当てては戻すを繰り返し、捏ねていきます。)

捏ね終わったら、40分室温に置く

1回目のパンチ

(生地の下に手を入れ、上に持ち上げながら伸ばし、折りたたむ。

 同じ動作を、ボウルを回しながら方向を変えつつ4~5回行います。)

同じパンチの作業を、40分毎に残り3回行う

最後のパンチが終わったら生地をまとめ、新しいボウルに移す

室温に置き、生地が1.3倍位に膨らむまで発酵させる(今回は1.5時間)

その後冷蔵庫で一晩寝かせる(今回は18時間)

次の日

冷蔵庫から出した生地を、打ち粉(米粉+強力粉)をふった台に取り出し丸める

乾燥しないようにボウルを被せ、20分~30分ベンチタイム

生地を成形し、発酵かごに入れる

室温で1時間発酵させる

(乾燥しないように、いつも麻のキッチンクロスをかごに被せ、ゴムで止めています。)

同時に鋳物鍋を蓋ごとオーブンに入れ、250℃に予熱

(いつも予熱が終わったら、250℃で30分程さらに空焼きし、オーブンを温めています。

 250℃に設定してもオーブンの中は設定温度まで上がってないことが多いのと、

 鍋をあちあちにするためです。)

生地をオーブンシートにのせ、クープと霧吹き

熱い鍋に生地を入れ、蓋をし250℃で30分、蓋を外し230℃で12分焼く

完成です。

 

翌日、メゾン ロミ・ユニのキャラメル・ブルターニュを塗って食べました。

キャラメルの甘さの中に、発酵バターの風味がしっかり残っていて美味しかった。

焼き網で温めたパンに塗ったら、ちょっと溶けてしまったけれど🙄

今度は溶かさずに食べたい🥄

 

★サワードウを作るきっかけになった本★

人間は料理をする・下: 空気と土

 

★今回使った粉類★

E65 (準強力粉) 2.5kg

ALNATURIA ライ麦石臼全粒粉 2kg

ALNATURIA 有機キタノカオリ(石臼全粒粉強力粉)2kg

ALNATURIA 有機ゆめちから(強力粉)2kg

 

【晩ご飯記録】

メニューは、

・アボカドポテトサラダ(ゆで卵、アボカド、ヒマワリの種、バジル、マヨネーズ

            塩、黒胡椒、ハーブビネガー)

・茄子とズッキーニのコチュジャン炒め(油揚げ、生姜、コチュジャンだれ、ゴマ油)

・トマト(粗塩)

・赤毛瓜のお味噌汁(ワカメ、松山あげ入り)

・玄米(きたくりん)

 

パンが上手く焼けた日は、ただ只管に嬉しい🥖

 

9月8日(木) サワードウ1人反省会 – UZURANO小話

 

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