現在、1人暮らしの母。(父は介護施設に入居中)
安否の確認も兼ね、週に1度は電話するようにしている。
こちらから掛けるほうが多い電話だが、
暇な時に母から掛かってくることもある。
昨日は母からの電話だった。
電話の内容は、デパートのセールに出掛け、新しいパジャマを買ったという
たわいもないもの。
聞けば、
最初にデパートへ出掛けた日に、セールでブラウスを購入。
パジャマもいいなと思うものがあったが、迷った挙句、買わずに帰って来た。
しかし、母は買わなかったことを後悔。
夜、布団に入った後も考え続け、次の日、意を決してまたデパートへ出掛けた。
ところが!パジャマは売り切れ。
はあ…とガッカリしていたところへ、売り場担当のおじちゃん店員が現れる。
おじちゃん店員「奥さん、どうされたん?」
母「いやぁ…ここに昨日、迷って買わずに帰ったパジャマがあったんやけど…
今日やっぱり買おうと思って来たら、売り切れとったんやわ…」
おじちゃん店員「ああ、昨日ここにあったやつか…ちょっと奥さん待っとって」
母(待つ)「………」
おじちゃん店員(いくつかパジャマを抱え出てくる)
「奥さん、これやろ!好きな柄、選びまっし!」
母「あら~、まだあったんか!嬉しい~!」
と無事に、自分用と父用のパジャマを購入出来たらしい。
おじちゃん店員に親切にされたこと、パジャマを買いに行って良かったということを
嬉しそうに話す母。
大したことではないけれど、高齢の母にとっては大きな喜びだったみたいだ。
話を聞きながら、私も心の中でおじちゃん店員にありがとうと頭を下げた。
高齢で体も思うように動かせず、困ることも多いという母だけれど、
近所の人に助けてもらったり、人に感謝することが増えたそう。
こういう話を聞くと、世界は沢山の親切で動いているのだなと思う。
それと同時に、困っている人がいたら自分も何か手助けしよう!
誰かを喜ばせたい!という気持ちが湧いてくる。
そして、ありがとうと感謝することも忘れたくない。
母は今頃、新しいパジャマを着て、ふくふくとした顔で寝ているかな🛌🌟
【晩ご飯記録】
メニューは、
・トウモロコシの炒飯(しし唐、卵、ニンニク醤油、チャットマサラ、黒胡椒)
・かぼちゃ煮(醤油)
・ピーマンとレバー炒め(レバーの甘辛煮、塩、白胡椒)
・茄子のお味噌汁(松山あげ)
食後のデザートは、何十年ぶりかの雪見だいふく⛄
美味しい😋
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