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9月29日(木) 母との電話

現在、1人暮らしの母。(父は介護施設に入居中)

安否の確認も兼ね、週に1度は電話するようにしている。

 

こちらから掛けるほうが多い電話だが、

暇な時に母から掛かってくることもある。

 

昨日は母からの電話だった。

電話の内容は、デパートのセールに出掛け、新しいパジャマを買ったという

たわいもないもの。

 

聞けば、

最初にデパートへ出掛けた日に、セールでブラウスを購入。

パジャマもいいなと思うものがあったが、迷った挙句、買わずに帰って来た。

しかし、母は買わなかったことを後悔。

夜、布団に入った後も考え続け、次の日、意を決してまたデパートへ出掛けた。

ところが!パジャマは売り切れ。

はあ…とガッカリしていたところへ、売り場担当のおじちゃん店員が現れる。

 

おじちゃん店員「奥さん、どうされたん?」

母「いやぁ…ここに昨日、迷って買わずに帰ったパジャマがあったんやけど…

  今日やっぱり買おうと思って来たら、売り切れとったんやわ…」

おじちゃん店員「ああ、昨日ここにあったやつか…ちょっと奥さん待っとって」

母(待つ)「………」

おじちゃん店員(いくつかパジャマを抱え出てくる)

       「奥さん、これやろ!好きな柄、選びまっし!」

母「あら~、まだあったんか!嬉しい~!」

 

と無事に、自分用と父用のパジャマを購入出来たらしい。

おじちゃん店員に親切にされたこと、パジャマを買いに行って良かったということを

嬉しそうに話す母。

大したことではないけれど、高齢の母にとっては大きな喜びだったみたいだ。

話を聞きながら、私も心の中でおじちゃん店員にありがとうと頭を下げた。

 

高齢で体も思うように動かせず、困ることも多いという母だけれど、

近所の人に助けてもらったり、人に感謝することが増えたそう。

 

こういう話を聞くと、世界は沢山の親切で動いているのだなと思う。

それと同時に、困っている人がいたら自分も何か手助けしよう!

誰かを喜ばせたい!という気持ちが湧いてくる。

そして、ありがとうと感謝することも忘れたくない。

 

母は今頃、新しいパジャマを着て、ふくふくとした顔で寝ているかな🛌🌟

 

【晩ご飯記録】

メニューは、

・トウモロコシの炒飯(しし唐、卵、ニンニク醤油、チャットマサラ、黒胡椒)

・かぼちゃ煮(醤油)

・ピーマンとレバー炒め(レバーの甘辛煮、塩、白胡椒)

・茄子のお味噌汁(松山あげ)

 

食後のデザートは、何十年ぶりかの雪見だいふく⛄

美味しい😋

 

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