ベッドと枕を占有する猫。
そんな猫に気を使って寝ていたら、首を寝違えてしまった。
左側に首を回すことが出来ない。
背後で鳴かれた時は、右を向け。
さて、今回はまたクルミパンを焼いた話。
前回はスペルト全粒粉と発酵バターを入れて焼きましたが、
今回はスペルト全粒粉と大好きなキタノカオリを使って焼きました。
(他にも準強力粉を使っています。)
粉の美味しさをしっかり味わいたいので、発酵バターは入れていません。
そして今回はハンドミキサーを使わずに、手で生地を混ぜてみました。
先日、YouTubeである飲食店の調理場風景を見ていた時。
生姜を、一生懸命に手ですりおろす店主が映った場面。
撮影者が「機械は使わないのですか?」と聞いたところ、
「機械だとさ、味が大雑把になっちゃうんだよ」とサラッと答えていらした。
なんだかその言葉にビビッときてしまい、今回は手で混ぜよう!と思いました。
焼き上がりは、ぷっくりと膨らんだ姿。
クラストはガッチリ逞しく、クラムは発酵バターを入れた時よりも瑞々しくなりました。
さらにキタノカオリの特徴なのか、噛むともっちりしています。
スペルト全粒粉のしっかりとした風味とキタノカオリのもっちりとした食感。
そしてジワジワ感じる甘み。
クルミも小麦に負けじと、香ばしさとコクを強調しています。
手で混ぜた効果はいまいち分かりませんが、
それだけ思いを込めたと自分で納得出来ているところに
機械では得られない、何かがあるのかもしれません。
(次からも手で混ぜてみようと思っています。)
大好きな粉で作ったら、やっぱり美味しかったクルミパン。
今回も大成功でした🥖🌟
今回のクルミパン、材料と工程
《材料》
◎ルヴァン種
サワードウ酵母(スターター) 20g
全粒粉 7.5g
キタノカオリ 7.5g
水 15g
◎本ごね
スペルト全粒粉 50g
キタノカオリ 100g
準強力粉 100g
水 175+15g
ルヴァン種 全量
塩 5g
クルミ 50g (オーブンで軽くローストしてから冷ましておく)
《工程》
ルヴァン種の材料を混ぜ、嵩が2倍程になるまで温かい場所で発酵させる
本ごねの粉類と水175gをボウルに入れ、混ぜておく
↓
先のボウルに完成したルヴァン種を加え混ぜる
↓
30分置く
↓
塩と水15gを混ぜてから生地に加え、手で混ぜる
さらに刻んだクルミを加え、生地全体になじませる
↓
30分毎にパンチ×4回
↓
最後のパンチが終わったら、生地をまとめ新しいボウルに移す
↓
室温1.5時間
冷蔵庫19.5時間 発酵
↓
丸め
↓
ベンチタイム20分
↓
成形
↓
室温1時間 発酵
鋳物鍋を蓋ごとオーブンに入れ、250℃に予熱
↓
クープ、霧吹き
↓
熱い鍋に生地を入れ
250℃30分(蓋あり)
230℃13分(蓋なし) 焼成
★今回使った粉類★
ALNATURIA キタノカオリストレート (強力粉) 2kg
E65 (準強力粉) 2.5kg
ALNATURIA 有機キタノカオリ(石臼全粒粉強力粉)2kg
※スペルト全粒粉は「ふたごや農園」さんの粉です。
【晩ご飯記録】
メニューは、
・卵サラダ(ピーマン、マイクロきゅうり、チーズ、オリーブオイル、塩、
黒胡椒、マヨネーズ)
・里芋とサツマイモのコチュジャン煮(人参、生姜、コチュジャンダレ)
・赤毛瓜とワカメのお味噌汁(松山あげ)
・玄米
芋類の美味しい季節になってきました🍂
嬉しい😊
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