毎週金曜日に食べる、カンパーニュ。
今回は、北海道産新麦ハルユタカとライ麦全粒粉を使ったカンパーニュだ。
ハルユタカは初めて挑戦する強力粉。
焼成はどうなるだろうかと、緊張が走る。
そんな緊張をほどくように、
オーブンを開けたら、ふっくらと焼き上がったカンパーニュが現れた。
少しホッとする。
焼き色はしっかり鮮やか、芳しい香りが漂う。
クラムはふかふか、気泡が沢山。
食べてみると、とてもあっさりとした印象。
キタノカオリなどに比べると、ちょっと物足りなく感じるかもしれない。
それでも食べているうちに何だかクセになるような、噛み締める美味しさがある。
第一印象は薄いけれど、だんだん好きになってくる。
ライ麦全粒粉だけでなく、他の粉と合わせたらどうなるだろう?
そんな好奇心も湧きだす。
こだわりを持つことも大事だけれど、いろいろ手を伸ばしてみる面白さも感じたい。
その中でキラリと光る発見に出会ったり、今までの経験にさらにプラスになることが
あるかもしれない。
新麦ハルユタカのカンパーニュを食べながら、そんなことを思った。
好きな粉が増えることは、嬉しいこと。
来週は新麦ハルユタカとスペルト全粒粉を使ってみようかな…🍞
今回のカンパーニュ、材料と工程
《材料》
◎ルヴァン種
サワードウ酵母(スターター) 20g
全粒粉 7.5g
新麦ハルユタカ 7.5g
ぬるま湯 15g
◎本ごね
ライ麦全粒粉 50g
新麦ハルユタカ 200g
ルヴァン種 全量
水 175g+15g
塩 5g
《工程》
ルヴァン種の材料を混ぜ、温かい場所で嵩が2倍になるまで発酵させる
本ごねの粉と水175gをボウルに入れ混ぜておく
↓
完成したルヴァン種を先のボウルに加え混ぜる
↓
室温に30分置く
↓
塩と残りの水15gを混ぜ、生地に加える
手で5分程混ぜる
↓
45分毎にパンチ×4回
↓
最後のパンチが終わったら生地をまとめ、新しいボウルに移す
↓
室温2.5時間
冷蔵庫15.5時間 発酵
↓
丸め
↓
ベンチタイム25分
↓
成形
↓
室温1.5時間 発酵
鋳物鍋を蓋ごとオーブンに入れ、250℃に予熱
↓
クープ、霧吹き
↓
熱い鍋に生地を入れ
250℃30分(蓋あり)
230℃13分(蓋なし) 焼成
★今回使った粉類★
新麦コレクション ハルユタカ 1kg
ライ麦石臼全粒粉 800g
有機キタノカオリ(石臼全粒粉強力粉)800g
【晩ご飯記録】
メニューは、
・納豆チーズオムレツ(発酵無塩バター、チェダーチーズ、黒胡椒)
・ケールとカブのオイル煮(オリーブオイル、人参、しめじ、ニンニク、塩、
ニンニク醤油、白胡椒)
・豆腐とワカメのお味噌汁(豆乳)
・玄米
焼き魚の香りに敏感な猫。
近所から流れてくる香りに大興奮。
ごめん、我が家のおかずじゃないんだよ…😿
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