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1月11日(木) 『イタリア菓子、カネストレッリ』

茹で卵の黄身で作る、不思議で美味しいお菓子

パラパラめくって見るだけで、なんだか美味しそうでワクワクしてくる本。

そんな「イタリア菓子図鑑」を見ながら、今回はカネストレッリを作ってみた。

このお菓子の面白いところは、茹で卵の黄身を使うこと。

そして、まるでスコーンを作る時のように

冷たいバターに粉を纏わせながら生地を作るところだ。

本にも書いてあるように、本当に生地がまとまるのかな?と不安になるが

捏ねているうちにとてもなめらかで、スベスベとした生地が出来上がる。

焼き色を付けすぎないよう、気を付けながら焼き上げる。

無事に焼き上がったものを食べてみると、サクサク、ホロホロ。

とても口どけよく、少し懐かしいような味わいがある。

その味わいは、こんなにシンプルな材料で作るのに「深いなぁ」と感心してしまう程。

またお気に入りのお菓子が増えた。

本来なら中心を小さな丸で抜いたドーナツ型。

そして仕上げに粉糖をまぶすのだけど、今回は花型で作り、粉糖は纏わせなかった。

それでも本場のイタリア菓子を食べたような気になり、ちょっと旅に出たような気持ち。

コーヒーをお供にしたけれど、エスプレッソならさらに気分が高まりそうだ。

【晩ご飯記録】

・キャベツと牡蠣の鍋蒸し

 (人参、長ネギ、ニンニク、ゴマ油、塩麹、日本酒)

・柚子味噌のせ豆腐

・トマト

・ホタルイカのバターご飯

 (ホタルイカ素干し、無塩バター、)

・大根と大根の葉のお味噌汁

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