パラパラめくって見るだけで、なんだか美味しそうでワクワクしてくる本。
そんな「イタリア菓子図鑑」を見ながら、今回はカネストレッリを作ってみた。
このお菓子の面白いところは、茹で卵の黄身を使うこと。
そして、まるでスコーンを作る時のように
冷たいバターに粉を纏わせながら生地を作るところだ。
本にも書いてあるように、本当に生地がまとまるのかな?と不安になるが
捏ねているうちにとてもなめらかで、スベスベとした生地が出来上がる。
焼き色を付けすぎないよう、気を付けながら焼き上げる。
無事に焼き上がったものを食べてみると、サクサク、ホロホロ。
とても口どけよく、少し懐かしいような味わいがある。
その味わいは、こんなにシンプルな材料で作るのに「深いなぁ」と感心してしまう程。
またお気に入りのお菓子が増えた。
本来なら中心を小さな丸で抜いたドーナツ型。
そして仕上げに粉糖をまぶすのだけど、今回は花型で作り、粉糖は纏わせなかった。
それでも本場のイタリア菓子を食べたような気になり、ちょっと旅に出たような気持ち。
コーヒーをお供にしたけれど、エスプレッソならさらに気分が高まりそうだ。
【晩ご飯記録】
・キャベツと牡蠣の鍋蒸し
(人参、長ネギ、ニンニク、ゴマ油、塩麹、日本酒)
・柚子味噌のせ豆腐
・トマト
・ホタルイカのバターご飯
(ホタルイカ素干し、無塩バター、)
・大根と大根の葉のお味噌汁
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