なかなか元気にならなかった、我が家のサワードウ酵母(スターター)。
悩みに悩み、ほんの少しだけハチミツを加えると元気に発酵することが判明した。
やっと、これなら使えるかな?という状態になったので、早速カンパーニュを焼く。
今回は生地にも少しだけハチミツを加える。
少しでも酵母のご飯となるものを増やしたい。
さて、ハチミツの効果なのか、生地の手触りは弾力がありダレていない。
先日失敗した時は生地がベタ付き、丸めや成形がやりづらかったが
今回はなんとか出来た。
焼き上がりも、大きな膨らみとは言えないけれど
クープは開き、こんがりキツネ色のクラストがパキパキとはぜている。
クラムには小さな気泡と、中ぐらいの気泡。
サワードウ特有の潤いのあるクラム。
感じる香りは、少し酸味を帯びた、甘い香り。
食べてみると引きが強く、クラストはしっかりとした歯応え。
そしてクラムは、バフっとした空気と潤いを閉じ込めている。
柔らかな酸味の奥に、ハチミツの甘さ密かに現れ、味わいがある。
(夫はこの酸味と硬さが苦手と言うけれど、私は好き。
サワードウは、好みが大きく分かれるパンなのかもしれない。)
なんとか上手くいったというのか、焼けたというのか。
ハラハラ、ドキドキのサワードウ。
もっと安定した酵母が作れたらいいなあ、と思う。
今回のカンパーニュ、材料と工程
《材料》
スペルト全粒粉 50g
準強力粉(E65) 100g
強力粉(キタノカオリ) 100g
サワードウ酵母(スターター) 50g
ぬるま湯 180g
ハチミツ 10g
塩 5g
《工程》
ボウルに酵母、ぬるま湯、ハチミツ、塩を入れ混ぜる
↓
粉類をふるい入れ、粉気がなくなるまでゴムベラなどでよく混ぜる
↓
40分毎にパンチ×4回
↓
生地をまとめ
温かい場所で3時間
冷蔵庫16.5時間 発酵
↓
丸め
↓
ベンチタイム30分
↓
成形し、発酵かごに入れる
↓
温かい場所で1.5時間 発酵
鋳物鍋を蓋ごとオーブンに入れ、250℃に予熱
↓
クープ
↓
熱い鍋に生地を入れ
250℃30分(蓋あり)
230℃10分(蓋なし) 焼成
【晩ご飯記録】
・ツナポテトサラダ
(ディル、マヨネーズ、オリーブオイル、マスタード、塩、黒胡椒、オリーブ)
・のらぼう菜のオイル煮
(油揚げ、ホタルイカ燻製、ニンニク、菜種油、塩、白胡椒)
・舞茸ご飯
(生姜、ゴマ油、醤油)
・大根と油揚げのお味噌汁
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