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4月5日(金) 『柔らかなカンパーニュ』

天然酵母ドライイーストで作った、ふわんふわんのカンパーニュ

今回はサワードウ酵母(スターター)の発酵が間に合わず

先日購入した、風と光の『天然酵母ドライイースト』を使ってカンパーニュを焼いてみた。

この天然酵母は、ドライイーストタイプ。

どれくらいの量を加えるか悩んだけれど、結局いつもの微量イースト量より

若干多め(+0.2g)で使ってみることにした。

粉の色は濃く、独特の少しツンとするような香り。

一瞬「大丈夫かしら?」と思ってしまうが

焼けばなんとかなる…という気持ちで作業を続ける。

心配だった発酵も力は十分にあるらしく、ぷっくりと大きく膨らんだ。

冷蔵庫の中でもゆっくり発酵し続けていたらしく

次の日は生地にぷくぷくと気泡が出来ていた。

焼き上がりもクープが大きく開き、迫力のあるカンパーニュに。

その見た目とは裏腹、クラムには細かな気泡が沢山入り、ふっくら。

ふかふかを通り越し、ふわんふわんなクラムになった。

食べるとほんのり甘い味わい。

酵母の甘さなのか、酵母が引き出した小麦の甘さなのか

やさしい甘さがほんのり口に残る。

そしてしっとりと、適度なうるおいを感じる舌触り。

これは天然酵母ゆえのしっとり感なのかなあと思う。

そういえば、酵母のツンとした香りも、食べる時にはあまり気にならなかった。

(深く探れば、奥深くに感じるような気もする…)

夫は食べながら「売ってるパンみたい!」という、最上級の褒め言葉を発していた。

サワードウのように酸っぱくなく、柔らかいところがいいらしい。

残りもまだ沢山あるし、しばらくこの天然酵母を使うのもいいな

なんて思い始めている。

《材料》

全粒粉(有機キタノカオリ) 75g

準強力粉( E65) 75g

強力粉( 有機春よ恋) 100g

天然酵母ドライイースト 0.7g

塩 4.5g

ぬるま湯 180g

《工程》

ぬるま湯を入れたボウルに粉類、イースト、塩を合わせてふるい入れる

粉気がなくなるまでしっかり混ぜる

45分毎にパンチ×4回

生地をまとめ

温かい場所で2.5時間(1.5倍位になるまで)

冷蔵庫16時間 発酵

室温1.5時間 復温

丸め

ベンチタイム20分

成形し、発酵かごに入れる

温かい場所で1.5時間 発酵

鋳物鍋を蓋ごとオーブンに入れ、250℃に予熱

クープ

熱い鍋に生地を入れ

250℃30分(蓋あり)

230℃12分(蓋なし) 焼成

【晩ご飯記録】

・ジャガイモのガレット

 (薄力粉、塩、黒胡椒、発酵無塩バター、シュレッドチーズ)

・のらぼう菜と油揚げのオイル煮

 (スナップエンドウ、ニンニク、菜種油、塩)

・ホタルイカの炊き込みご飯

 (ボイルホタルイカ、オリーブオイル、醤油、エジプト塩)

・タモギ茸と玉ねぎのお味噌汁

炊き込みご飯に入れてみた、ホタルイカ。

火を通すのもよいけれど、やっぱり酢味噌で食べるのが好き。

それにしても、なんでもそつなくまとめてくれるエジプト塩の凄さ!

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