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6月19日(水) 『ピーカンナッツとクランベリーのパン』

中種法、少ないイーストで作るパン

先日、『パンのきほん、完全レシピ』を見て作った、カンパーニュ。

その時に、これはドライイーストをもっと少なくしても作れるのでは?と閃いた。

そこで今回はドライイーストの量を半分に減らし、発酵時間をもっと長くとり

作ってみることにした。

(今回はカンパーニュではないのだけれど…)

生地にピーカンナッツとクランベリーを加え、水の量も少しだけ増やす。

一晩冷蔵庫で寝かせた中種を加え、本ごねの生地を作る。

そして、この生地もまた冷蔵庫で一晩寝かせる。

結局焼き上がるまでに3日間。

途中で発酵の力が尽きてしまうのでは…と心配したけれど

生地は元気に発酵し、プルプルの状態。

キツネ色のパリッと美味しそうな焼き上がりになった。

クラムはしっとりと潤い、ふかふか、柔らかい。

クラストはカリッと頑丈、底の部分が特に美味しい。

クランベリーの甘酸っぱさとピーカンナッツの芳ばしさも相まって

噛みしめるのが楽しいパンになった。

中種法で作るパンは発酵も安定しているし、味わいに深みが出る。

今回も大満足。

《材料》

◎中種

強力粉(ハイマウンテン) 125g

天然酵母ドライイースト(風と光) 0.5g

水 125g

◎本ごね

ライ麦粉(オーガニック・細挽き) 50g

強力粉(ミナミノカオリ) 100g

天然酵母ドライイースト(風と光) 0.3g

塩 4g

中種 全量

水 70g

クランベリー 50g

ピーカンナッツ 40g(成形当日にローストし、冷ましておく)

《工程》

一日目

中種の材料を混ぜ、室温で2時間程発酵させる

その後冷蔵庫で一晩寝かせる

二日目

ボウルに水と中種を入れ、種を溶かすように混ぜる

粉類、ドライイースト、塩を合わせてふるい入れ

粉気がなくなるまで混ぜる

40分毎にパンチ×3回

(1回目のパンチでクランベリーを加える)

室温40分

冷蔵庫17.5時間 発酵

三日目

室温1.5時間 復温

丸め

ベンチタイム20分

成形し、発酵かごに入れる

(横長に広げた生地の真ん中にピーカンナッツをのせ、三つ折りにし

 端からクルクルと巻いて成形)

室温1時間 発酵

鋳物鍋を蓋ごとオーブンに入れ、250℃に予熱

クープ

熱い鍋に生地を入れ

250℃30分(蓋あり)

230℃12分(蓋なし) 焼成

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