冷蔵庫の中で元気をなくしていた、レーズン酵母の元種。
なにか活用できないかと、フォカッチャを焼くことにした。
しかし、元気のない元種だけではなんだか心細い。
そこで液種も使うことにし、さらにこれなら安心と
ドライイーストもほんの少しだけ加えてみることにした。
あとは、フォカッチャを作る時には…と出番を待っていたオリーブを忘れずに加える。
主役は元気のない元種だったけれど、液種(これも元気かどうかあやしい…)と
ドライイーストに助けられ、こんがり、よい焼き色のフォカッチャに仕上がった。
生地は空気を沢山含みつつ、自家製酵母特有のどっしり感もある。
しっかりとした生地に、オリーブのジューシーな旨味と
オリーブオイルのコクが一体となり、とても豊かな美味しさ。
そして、ちょっと焦げたクラスト部分がとてもよいアクセントになっている。
チーズとオレガノ入りのオムレツを挟んだサンドウィッチも、とても美味しかった。
大好きなフォカッチャ、フォカッチャは特別な存在だ。
オリーブのフォカッチャ、材料と工程
《材料》
強力粉(TYPE85) 75g
準強力粉(リスドォル) 175g
塩 4g
天然酵母ドライイースト(風と光) 0.2g
元種 50g
液種 50g
水 130g
オリーブオイル 10g
オリーブの塩漬け 50g(好みの大きさに刻んでおく)
《工程》
ボウルに元種、液種、水を入れよく混ぜる
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粉類、塩、ドライイーストを合わせてふるい入れ、かるく混ぜる
途中でオリーブオイルを加え、さらに混ぜる
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最後にオリーブを加え、生地全体になじませる
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30分毎にパンチ×2回
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生地をまとめ
室温3時間
冷蔵庫19時間 発酵
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丸め
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ベンチタイム30分
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生地を平らに伸ばし、オーブンシートにのせる
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室温1.5時間 発酵
(生地にボウルをまぶせるなどして、乾燥しないようにする)
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生地の表面にたっぷりオリーブオイル(分量外)を塗り、指で所々窪みをつける
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220℃に予熱したオーブンで25分程焼く
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