新しいガスオーブンで、早速パンを焼いてみた。
今回はレーズンクルミパン。
レーズン酵母の液種と元種、そしてドライイーストもほんの少し使っている。
成形まではなんとか上手くいった。
そして緊張の焼成。
ガスオーブンで焼く初めてのパン。
どうしようか迷ったが、電気オーブンの時と同じように
ストウブの鍋に生地を入れて焼くことにした。
鍋をオーブンに入れ250℃で予熱、その後15分空焼き。
温まった鍋に生地を入れ、蓋をしたまま250℃で20分。
蓋を取り、230℃で10分焼いてみた。
さてさて、オーブンからパンを出してみると……
クープの開きが悪く、表面の焼き色も少しくすんだ色になっている。
底の方はよい感じに焼けているけれど、上の方はクープが開く前に
固まったような印象。
最初から上手くいくとは思っていなかったけれど、「うーん」と考えてしまう。
温度が高すぎたのだろうか。
スライスしてみると、クラムには細かな気泡が入り
少し弾力を感じるふかふかさ。
食べてみれば、香り良く
丁度良い空気の含み具合と、心地好い口当たり。
レーズンの甘さとクルミの芳ばしさのバランスも、申し分ない。
見た目には「あれ?」と思ったパンだったが、なかなか美味しく焼けている。
あとはクープがパカリと開き、美味しそうな焼き色が付けばなあ、と思う。
今度はもう少し温度を下げて焼いてみよう。
失敗しても、次はどうしようかと考えることは楽しい。
レーズンクルミパン、材料と工程
《材料》
全粒粉(有機キタノカオリ) 50g
準強力粉(リスドォル) 100g
強力粉(アーティザン) 100g
シナモンパウダー 1.5g
塩 5g
ドライイースト(風と光) 0.1g
元種 50g
液種 50g
水 145g
《工程》
ボウルに元種、液種、水を入れよく混ぜる
↓
粉類、塩、ドライイーストを合わせてふるい入れ、粉気がなくなるまで混ぜる
↓
45分毎にパンチ×4回
↓
生地をまとめ
室温2時間
冷蔵庫15.5時間 発酵
↓
室温1.5時間 復温
↓
丸め
↓
ベンチタイム25分
↓
成形し、発酵カゴに入れる
↓
室温1時間 発酵
↓
鋳物鍋を蓋ごとオーブンに入れ250℃に予熱
その後15分空焼き
↓
クープ
↓
熱い鍋に生地を入れ
250℃20分(蓋あり)
230℃10分(蓋なし) 焼成
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