今回もレーズン酵母の液種と元種を使ったパン。
いつもと違うのは、スキムミルクを加えたところ。
食パンのレシピにはスキムミルクを加えるものが多く
どんな違いが出るのか、どんな美味しさになるのか
実験をするような気持ちで焼いてみた。
加えたスキムミルクは、粉の量に対し6%。
ほんの少しに思えるけれど、パンのにとっては大きな違い。
生地の感触は弾力があり、ベタベタすることもなく扱いやすい。
一次発酵も十分膨らんだ。
焼き上がりはいつもと違う、チーズのような芳ばしい香りが立ち込め
焼き色もこんがり、よい色味。
ただ、もう少し二次発酵の時間を長くしたほうがよかったように思う。
(思ったほどグーンと膨らむことがなかった…)
クラムはキメが粗いけれど、ふかふか、もっちりとした手触り。
そして小麦と乳成分の芳ばしい香りがする。
食感もやはり、もっちり、柔らかい。
レーズン酵母の甘さと乳成分のコクが合わさり、濃厚な美味しさ。
バターをのせても美味しいけれど、そのままでも十分「味」を感じる食パンだった。
スキムミルクも加える分量によって食感や味わいに変化が出そう。
今回は少し重いかな…(食感と味わい)という気もした。
材料をもっと上手く使い、自分好みのパンに出来たらと思う。
今回の食パン、材料と工程
《材料》
全粒粉(有機キタノカオリ) 80g
準強力粉(リスドォル) 200g
強力粉(アーティザン) 120g
スキムミルク 24g
塩 8g
元種 80g
液種 40g
水 250g
《工程》
ボウルに元種、液種、水を入れよく混ぜる
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粉類、スキムミルク、塩を合わせてふるい入れ
粉気がなくなるまで手でよく混ぜる
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45分毎にパンチ×4回
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生地をまとめ
室温2時間
冷蔵庫15時間 発酵
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室温2時間 復温
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丸め
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ベンチタイム30分
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成形し、バター(分量外)を薄く塗った型に入れる
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室温2時間 発酵
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生地のテッペンにオリーブオイルを塗る
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180℃に予熱したオーブンで25分焼成
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