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9月6日(金) 『ぷっくり、カンパーニュ』

クープが元気よく破れたように膨らんだ、カンパーニュ

飽きもせずに焼いている、カンパーニュ。

今回はレーズン酵母の元種を使ったもの。

粉の配合は、最近気に入っている強力粉の「春よ恋」をベースに

ライ麦粉と全粒粉が少々。

最初はぼそっと粗い手触りだった生地が

パンチを繰り返すごとになめらかに、むっちりとしてくる。

発酵も進み、クープもしっかり完了!だったのだが

焼いてみたら、一部だけ破れたような形になってしまった。

それでも膨らみは大きく、香りもよいのでヨシとする。

焼き上がりがいつもより軽い印象だった、今回のカンパーニュ。

クラムにはいろいろな大きさの気泡が混ざり合い、美味しい空気を包み込んでいた。

クラムは今日もふかふか、そしてもっちり。

クラストはいつもより引きが強い。

噛みしめると、ほんのりした甘さがジワジワと出てくる。

その甘さと芳ばしさが相まって、とても豊かな味わい。

成形に問題があるのか、焼成に問題があるのか…

形は崩れてしまったけれど、そんなことは忘れてしまうような

(忘れてしまいたい)

美味しいカンパーニュだった。

《材料》

ライ麦粉(細挽き・ダーク) 25g

全粒粉(有機キタノカオリ) 25g

強力粉(坂下農園 春よ恋) 200g

元種(レーズン酵母) 50g

水 180g

塩 4.5g

《工程》

ボウルに元種と水を入れ、よく混ぜる

粉類を合わせてふるい入れ、粉気がなくなるまで混ぜる

室温に30分置く

塩を加え、生地全体になじませるように手でよく混ぜる

45分毎にパンチ×4回

生地をまとめ

室温5時間

冷蔵庫13時間 発酵

室温2時間 復温

丸め

ベンチタイム30分

成形し、発酵かごに入れる

室温1.5時間 発酵

鋳物鍋を蓋ごとオーブンに入れ、230℃に予熱

クープ

熱い鍋に生地を入れ、霧を吹き

230℃25分(蓋あり)

200℃10分(蓋なし) 焼成

(オーブン下段)

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