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10月14日(月) 『イチジクとヘーゼルナッツのパン』

ドライイチジクの赤ワイン煮を加えて焼いたパン

先日作った、ドライイチジクの赤ワイン煮。

その果肉とシロップを使い、早速パンを焼いてみた。

使う酵母は、レーズン酵母の液種。

(元種は間に合わず)

ボウルに液種、赤ワイン煮のシロップ、水を入れると

なんとも言えない、キレイな色。

完成が楽しみになる。

1度目のパンチで、適当に刻んだイチジクを加え

ヘーゼルナッツは成形時にたっぷりと巻き込んだ。

カリッと焼けた、今回のパン。

クープは端っこが思うように開かなかったものの

香り良く、がっちりと焼けている。

イチジクの果肉とシロップ色に染まったクラム。

果肉は大きなもの、崩れて生地と一体になったものなど

いろいろな形で混ざっている。

食べてみて先ず驚くのは、香りの多さ。

赤ワイン、シロップに混ざったスパイス、そしてヘーゼルナッツの華やかな香り。

どれも魅了されるような香りばかり。

そして柔らかなイチジクの甘い果肉。

今回は飛び切り美味しいパンとなり

このパンに合うだろうと添えたクリームチーズも、結局は用無しになるほど。

(言い方が悪いけれど)

いつものイチジクにひと手間加えるだけで、パンの印象がガラリと変わる。

赤ワイン、常備しなくては…と思ってしまった。

《材料》

ライ麦粉(細挽き・ダーク) 50g

強力粉(坂下農園 春よ恋) 200g

レーズン酵母液種 70g

赤ワイン煮のシロップ 15g

水 105g

塩 4.5g

赤ワイン煮のイチジク 75g(好みの大きさに刻んでおく)

ヘーゼルナッツ 50g(ローストして冷まし、好みで刻んでおく)

《工程》

ボウルに液種、シロップ、水を入れ混ぜる

ライ麦粉と強力粉を合わせてふるい入れ、粉気がなくなるまで混ぜる

室温に30分置く(オートリーズ)

塩を加え、生地全体になじませるように手でよく混ぜる

45分毎にパンチ×4回

(1回目のパンチでイチジクを加える生地を大きく伸ばしたり折りたたんだりを繰り返し

 生地全体になじませる)

生地をまとめ

室温6時間

冷蔵庫12時間 発酵

室温1.5時間 復温

丸め

ベンチタイム30分

成形し、発酵かごに入れる

(横に伸ばした生地全体にヘーゼルナッツをのせ三つ折り、俵型にクルクル巻く)

室温1.5時間 発酵

鋳物鍋を蓋ごとオーブンに入れ、250℃に予熱

クープ

熱い鍋に生地を入れ

250℃25分(蓋あり)

200℃10分(蓋なし) 焼成(オーブン下段)

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