今回もレーズン酵母の元種と微量イーストを合わせて使用したパン。
エッサエッサと頑張って手捏ね。
手捏ねは大変だけれど、生地に段々と張りを感じ
スベスベな手触りになっていく変化が楽しく、最近は手捏ねが続いている。
捏ねの最後に黒ゴマを加え、再びよく捏ねる。
成形時に『だいずデイズ有機ほの甘あずき』を生地にのせ、クルクル巻く。
焼く直前、クープを一本、スッと引く。
楽しみしていた、焼き上がり。
クープもパッと開き、ぷっくりキツネ色に焼けている。
そして黒ゴマの芳ばしい香り。
スライスすると、クラムには細かな気泡と黒ゴマがぎっしり。
小豆もぐるりときれいに並んでいる。
そして、ふっくらと柔らかい手触り。
食べてみると、黒ゴマ入りの生地が本当に芳ばしく、香りも味わいも最高。
その中にほんのりと甘い小豆が時々現れ
芳ばしく甘い、芳ばしく甘い、が繰り返される。
黒ゴマだけでも味わえない、小豆だけでも味わえない、絶妙な美味しさ。
生地のフカフカ感も丁度よく、これは美味しいなあ…と
しみじみ感じながら頬張った。
黒ゴマと小豆のパン、材料と工程
《材料》
全粒粉(キタノカオリ 石臼粗挽き全粒粉) 25g
セモリナ粉(カプート) 75g
強力粉(坂下農園 春よ恋) 150g
ドライイースト 0.2g
塩 4.5g
レーズン酵母元種 50g
ハチミツ 10g
ぬるま湯 160g
黒ゴマ 10g
蒸し小豆 55g
《工程》
ボウルに粉類、ドライイースト、塩を入れ混ぜる
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別のボウルに元種、ハチミツ、ぬるま湯を入れ混ぜ
先のボウルに加える
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粉気がなくなるまで混ぜてから台に取り出し
生地になめらかさと張りを感じられるまで捏ねる
↓
黒ゴマを加え、生地全体になじむように再度捏ねる
↓
生地を丸め
温かい場所で7.5時間
冷蔵庫13時間 発酵
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室温2時間 復温
↓
丸め
↓
ベンチタイム25分
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成形し、発酵かごに入れる
(生地を横長に伸ばし広げ、小豆を全体にのせ三つ折り、クルクル巻いて俵型に成形)
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温かい場所で1.5時間 発酵
オーブンを250℃に予熱
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生地を天板にのせクープを引き、たっぷり霧を吹く
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生地の上からボウルを被せ
250℃15分(ボウルあり)
200℃10分(ボウルあり)
200℃8分(ボウルなし) 焼成(オーブン下段)
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