クープが大きく開いたパンは、リコッタチーズを生地に練り込み
成形時にピーカンナッツをたっぷり巻き込んだパン。
クリーミーで華やかな香りが漂う。
今回もレーズン酵母の元種と微量イーストを使用。
ハチミツをいつもより多めに加え、チーズのクリーミーさと一緒に
甘みを感じられるようにした。
そして大好きなピーカンナッツ。
ピーカンナッツは食感と味わいが共に穏やか、今回の生地にピッタリな予感。
焼き上がりは同じキツネ色でも、リコッタチーズの白さを纏っているような
いつもよりやさしい色味。
クラムはきめ細かく、ふかふか。
クラストも柔軟で程よい硬さ。
一枚だけトーストしてみたけれど、これはサクサク感を楽しむよりも
やらかな生地をそのまま味わいたいパン。
ハチミツの甘さとリコッタチーズの風味にうっとりとなる。
そして芳ばしいピーカンナッツ。
スライスした面の、ピーカンナッツが可愛らしい模様に見えるのも
なんだか素敵だった。
リコッタチーズとピーカンナッツのパン、材料と工程
《材料》
スペルト小麦粉(有機スペルト小麦粉) 50g
セモリナ粉(カプート) 100g
強力粉(坂下農園 春よ恋) 100g
ドライイースト 0.2g
塩 4.5g
レーズン酵母元種 50g
ハチミツ 15g
ぬるま湯 150g
リコッタチーズ 50g
ピーカンナッツ 50g
《工程》
ボウルに粉類、ドライイースト、塩を入れ混ぜる
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別のボウルに元種、ハチミツ、ぬるま湯を入れよく混ぜ
先のボウルに加える
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少し混ぜてからリコッタチーズを加え混ぜ、ひとまとめにする
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生地を台に取り出し、なめらかで張りのある状態になるまで捏ねる
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生地をボウルに入れラップをし
温かい場所で7.5時間
冷蔵庫10時間 発酵
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室温1.5時間 復温
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丸め
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ベンチタイム30分
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成形し、発酵かごに入れる
(横長に広げた生地にピーカンナッツをのせ三つ折り、クルクル巻いて俵型に成形)
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温かい場所で1.5時間 発酵
鋳物鍋を蓋ごとオーブンに入れ、230℃に予熱
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クープ
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熱い鍋に生地を入れ
230℃30分(蓋あり)
200℃10分(蓋なし) 焼成(オーブン下段)
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