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12月30日(月) 『生焼けピザ』

生地は最高に美味しく出来たのに、生焼けだった…

今年も残すところ、あと2日。

夫も冬休みに入り、二人とも家に揃ってのお昼ご飯。

こんな事はなかなかない、せっかくだから、と前日からピザ生地を仕込んでおいた。

いつもと同じようにレーズン酵母の元種と微量イースト使用。

粉は強力粉とセモリナ粉を1:1で配合。

ハチミツと、今回はオリーブオイルも生地に加えてみた。

手捏ねの生地は、ぷっくり発酵。

丸めの後、さらに2時間発酵させ、生地を天板に広げる。

ピザの具材は、トマトソース、オレガノ、燻製ハム、ピーマン、リコッタチーズ、黒胡椒。

最後にオリーブオイルを回しかけ、250℃に予熱したオーブンへ。

しばらくすると、とてもよい香りがオーブンから漂い出した。

覗いてみると生地がふっくら膨らみ、端のほうはキツネ色になっている。

しかし、6分経過したころ、ハムの縁が黒く焦げ始めた。

あれ?温度高すぎ?

と思い、230℃に下げ、残り5分程焼く。

オーブンから出したピザは、ふっくら焼きあがり

芳ばしい香りを放ちながら、グツグツ音を立てている。

これは美味しそう!

いそいそ、早速切り分けようとしたのだけど、なんだか中心部分が柔らかい。

チーズが溶けた?それとも火の通りがあまいのか?

疑問を頭に浮かべながらも、勢いでがぶりと食べてみる。

生地の端っこは大きな気泡が入り、ふかふかで小麦の香りもよく

とても美味しい。

しかし、中心に向かうほどペニョッとした柔らかさになり

底の部分はいいのだけど、具に近い部分の生地が生焼けだった。

ムムムと思いつつ、まあ小麦粉だから…という言い訳をし

夫も私もそのまま完食。

ソースも具も、端っこの生地も美味しかったのに、生焼けだったのが本当に残念。

どうやら生地の伸ばし方があまかったよう。

もっと薄く伸ばさなければならなかったのに、これではただの具沢山パン。

さらに具材も密にのせ過ぎだったかもしれない。

ピザって意外にデリケートな作りなんだなあ、と初めて気付く。

焼きで失敗に終わったけれど、生地自体はとても美味しかったので

いつかもう一度チャレンジしてみたい。

ピザは具を何にしようかと悩むのも楽しい。

(この後二人ともお腹を壊すことなく、無事でした)

《材料》

強力粉(坂下農園 春よ恋) 100g

セモリナ粉(カプート) 100g

ドライイースト 0.4g

塩 4g

レーズン酵母元種 50g

ハチミツ 8g

ぬるま湯 120g

オリーブオイル 8g

《工程》

ボウルに粉類、ドライイースト、塩を入れ混ぜておく

別のボウルに元種、ハチミツ、ぬるま湯を入れ混ぜ

先のボウルに加える

少し混ぜてからオリーブオイルを加え、ひとまとまりなるまで混ぜる

生地を台に取り出し、なめらかで張りのある状態になるまで捏ねる

生地をボウルに入れラップをし

温かい場所で7.5時間

冷蔵庫10時間 発酵

室温2時間 復温

丸め

室温1.5時間 発酵

生地を伸ばし、好みの具材をのせ焼成

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