今年も残すところ、あと2日。
夫も冬休みに入り、二人とも家に揃ってのお昼ご飯。
こんな事はなかなかない、せっかくだから、と前日からピザ生地を仕込んでおいた。
いつもと同じようにレーズン酵母の元種と微量イースト使用。
粉は強力粉とセモリナ粉を1:1で配合。
ハチミツと、今回はオリーブオイルも生地に加えてみた。
手捏ねの生地は、ぷっくり発酵。
丸めの後、さらに2時間発酵させ、生地を天板に広げる。
ピザの具材は、トマトソース、オレガノ、燻製ハム、ピーマン、リコッタチーズ、黒胡椒。
最後にオリーブオイルを回しかけ、250℃に予熱したオーブンへ。
しばらくすると、とてもよい香りがオーブンから漂い出した。
覗いてみると生地がふっくら膨らみ、端のほうはキツネ色になっている。
しかし、6分経過したころ、ハムの縁が黒く焦げ始めた。
あれ?温度高すぎ?
と思い、230℃に下げ、残り5分程焼く。
オーブンから出したピザは、ふっくら焼きあがり
芳ばしい香りを放ちながら、グツグツ音を立てている。
これは美味しそう!
いそいそ、早速切り分けようとしたのだけど、なんだか中心部分が柔らかい。
チーズが溶けた?それとも火の通りがあまいのか?
疑問を頭に浮かべながらも、勢いでがぶりと食べてみる。
生地の端っこは大きな気泡が入り、ふかふかで小麦の香りもよく
とても美味しい。
しかし、中心に向かうほどペニョッとした柔らかさになり
底の部分はいいのだけど、具に近い部分の生地が生焼けだった。
ムムムと思いつつ、まあ小麦粉だから…という言い訳をし
夫も私もそのまま完食。
ソースも具も、端っこの生地も美味しかったのに、生焼けだったのが本当に残念。
どうやら生地の伸ばし方があまかったよう。
もっと薄く伸ばさなければならなかったのに、これではただの具沢山パン。
さらに具材も密にのせ過ぎだったかもしれない。
ピザって意外にデリケートな作りなんだなあ、と初めて気付く。
焼きで失敗に終わったけれど、生地自体はとても美味しかったので
いつかもう一度チャレンジしてみたい。
ピザは具を何にしようかと悩むのも楽しい。
(この後二人ともお腹を壊すことなく、無事でした)
今回のピザ生地、材料と工程
《材料》
強力粉(坂下農園 春よ恋) 100g
セモリナ粉(カプート) 100g
ドライイースト 0.4g
塩 4g
レーズン酵母元種 50g
ハチミツ 8g
ぬるま湯 120g
オリーブオイル 8g
《工程》
ボウルに粉類、ドライイースト、塩を入れ混ぜておく
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別のボウルに元種、ハチミツ、ぬるま湯を入れ混ぜ
先のボウルに加える
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少し混ぜてからオリーブオイルを加え、ひとまとまりなるまで混ぜる
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生地を台に取り出し、なめらかで張りのある状態になるまで捏ねる
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生地をボウルに入れラップをし
温かい場所で7.5時間
冷蔵庫10時間 発酵
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室温2時間 復温
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丸め
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室温1.5時間 発酵
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生地を伸ばし、好みの具材をのせ焼成
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