
再び自家製マーマレードを使ったお菓子。
今回はタルト。
色的にも合いそうな気がして、生地に抹茶を使ってみる。






先ずは抹茶を加えたタルト生地を焼き、底の部分にマーマレードを塗る。
こちらも抹茶入りのフィリングを入れ、仕上げに刻んだアーモンドを散らす。
生地を型に敷く時は、相変わらず手こずってしまったけれど
焼き上がってしまえば、なんとなくそれらしく見えるタルト。
お茶を炒ったような芳ばしい香りと、甘い香りが混ざり合う。

焼き上がりは全体がこんがりとした茶色だったのに
切ってみると、断面は鮮やかな抹茶色。
底部分のマーマレードのオレンジも、同じように鮮やか。
食べてみると、先ずマーマレードの風味がふわりと口に広がり
その後に抹茶の苦みと風味がゆっくりと残る。
生地部分はサクサク、フィリングはしっとりと穏やかな舌触り。
鮮やかで美味しいタルトに大満足。
抹茶とマーマレードのタルト、材料と工程
《材料》直径15㎝、高さ3㎝のセルクル型1台分
◎タルト生地
スペルト小麦粉(有機スペルト小麦粉) 20g
強力粉(坂下農園 春よ恋) 180g
抹茶パウダー 10g
塩 ひとつまみ
発酵無塩バター 100g(1㎝角に切っておく)
粗糖 70g
卵 1個(常温に戻しておく)
◎フィリング
発酵無塩バター 50g(室温に置き柔らかくしておく)
粗糖 50g
卵 1個(常温に戻しておく)
アーモンドパウダー 50g
抹茶パウダー 5g
マーマレード 50g
アーモンド 好みの量(刻んでおく)
《工程》
◎タルト生地を作る
ボウルに粉類と塩を合わせてふるい入れる
↓
角切りにした発酵無塩バターを加え
指先や手のひらですり潰すようにしながら粉になじませ、サラサラな状態にする
↓
別のボウルに卵と粗糖を入れ、ふわふわになるまで混ぜる
↓
粉の入ったボウルに卵と粗糖を混ぜた液を加え、ザックリと混ぜる
↓
生地をまとめラップに包み、冷蔵庫で一晩寝かせる
↓
打ち粉をふった台に生地を取りだし、丸く伸ばす
↓
セルクル型の内側に発酵無塩バター(分量外)を薄く塗り
オーブンシートを敷いた天板にのせ、生地を敷く
↓
底部分にフォークで所々穴をあけ、オーブンシートを被せてからタルトストーンをのせ
180℃に予熱したオーブンで20分程焼く(オーブン中段)
↓
◎フィリング作りと仕上げ
ボウルに発酵無塩バターを入れ、柔らかくなるまで混ぜる
↓
粗糖を加え、なめらかになるまで混ぜる
↓
溶いた卵を数回に分けて加え、その都度よく混ぜる
↓
アーモンドパウダーと抹茶パウダーを合わせてふるい入れ
なめらかになるまで混ぜる
↓
タルト型の底にマーマレードを塗り広げ、フィリングを入れる
↓
表面を平らに整え、刻んだアーモンドを散らす
↓
170℃に予熱したオーブンで30分程焼く(オーブン中段)
※余ったタルト生地はクッキーにすると美味しいです。

コメント