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2月16日(金) 『サワードウと微量イーストのカンパーニュ』

まだ発酵力の足りないサワードウ酵母(スターター)を使った、カンパーニュ

久々にサワードウ酵母(スターター)を起こしている。

それがなかなか上手くいかず、まだ酵母の元気が足りない。

それでも焼きたい気持ちが先に立ち

サワードウ酵母 + 微量イーストでパンを焼くことにした。

焼き上がったパンは、どっしりとした重みがある。

芳ばしい香りの中に、ほんのりとした酸味。

その香りに、「ああ、これこれ」と思う。

焼いた翌日にスライス。

いつものイースト(微量)だけのパンよりも、クラムはしっとり、潤っている。

押してみると、柔らかさと共に弾力を感じる。

食べると、いろいろな味わいと香りのなかに、まろやかな酸味。

またも、「ああ、これこれ」と思う。

酵母を少し加えただけで、パンの雰囲気がガラリと変わる。

味わいはより複雑になり、香りはいくつも重なり合い、豊かで深い。

ただ食べることを楽しむのではなく、身体が養分を感じ、喜んでいる。

そんな気もしてくる。

久々のサワードウ。

やっぱり発酵の力はすごい。

そんなことをしみじみと実感し、嬉しくなった。

《材料》

全粒粉 50g

準強力粉(E65) 75g

強力粉(キタノカオリ) 125g

ドライイースト 0.3g

塩 5g

ぬるま湯 190g

サワードウ酵母(スターター) 30g

《工程》

ボウルに酵母とぬるま湯を入れ、よく混ぜる

粉類、ドライイースト、塩を合わせてふるい入れる

粉気がなくなるまでゴムベラなどでよく混ぜる

45分毎にパンチ×4回

生地をまとめ

温かい場所で3時間

冷蔵庫16.5時間 発酵

丸め

ベンチタイム30分

成形し、発酵かごに入れる

温かい場所で1.5時間 発酵

鋳物鍋を蓋ごとオーブンに入れ、250℃に予熱

クープ

熱い鍋に生地を入れ

250℃30分(蓋あり)

230℃11分(蓋なし) 焼成

★サワードウ酵母(スターター)★

水:スペルト全粒粉:強力粉を2:1:1で混ぜ軽く蓋をし、25℃~30℃の温かい場所に置く。

気泡が見え始め、嵩が少し膨らむまで1日2回程混ぜる。

膨らんだら、底の方から酵母を1/3量程取り出し、新しい容器に移す。

取り出した酵母に水、スペルト全粒粉、強力粉を同じ割合で足す。

膨らむ→取り出す→足すを何度か繰り返し、4時間程で酵母が2倍に膨らむようになれば完成。

保存は冷蔵庫で。

※酵母起こしはいろいろなやり方があり、粉もスペルト全粒粉ではなく

 ライ麦粉や全粒粉を使うことも出来ます。(全粒粉や強力粉だけでも出来ます。)

 粉や水の割合も好みの量を見付けると楽しくなってきます。

【晩ご飯記録】

・豚肉と大根のカレー

 (豚肩ロース、玉ねぎ、人参、ピーマン、ビーツ、平茸、トマト、ニンニク、生姜、菜種油、塩

  カレーパウダー、クミン、フェンネル、コリアンダー、ローズマリー、マスタード、醤油、生クリーム

  茹で卵、インディカ米入り麦ご飯)

・プチヴェールとネギのオイル煮

 (平茸、オリーブオイル、塩)

・自家製塩麴のせ豆腐

 (ゴマ油、ラー油)

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