最初は調子が良かったのに、最近また酸味を帯びてきたサワードウ酵母(スターター)。
このまま作り続けるか迷った結果、一部は余り種としてスコーンにすることにした。
それというのも、台所に完熟したバナナがあり
酵母と合わせれば、よいスコーンの生地になりそうな気がしたのだ。
そこで、つぶしたバナナとサワードウ酵母を混ぜ、生地に加えてみる。
(いつもはヨーグルトや生クリームを加えるのだけど、今回は上記の二つで代用)
混ぜた感じはいつものスコーンと変わらない。
期待を込め焼いてみると、こんがり、甘い香りを漂わせた
とても美味しいそうなスコーンが出来上がった。
まわりはカリッとした硬さがあり、中はしっとりとした生地
バナナの香りと甘さにふんわりと包まれる。
クルミも芳ばしく、バナナにピッタリの相棒。
余り種を使っても、いつもと変わらない
もしくはいつも以上に美味しいスコーンが出来た。
余り種のよい活用法が見つかり、嬉しい。
余り種の完熟バナナスコーン、材料と工程
《材料》
薄力粉(有機きたほなみ) 120g
全粒粉(有機キタノカオリ) 60g
強力粉(ミナミノカオリ) 40g
ベーキングパウダー 7g
塩 2g
粗糖 35g
発酵無塩バター 40g(小さな角切りにし、冷蔵庫で冷やしておく)
サワードウ酵母の余り種 50g
完熟バナナ 1本
クルミ 好みの量(ロースト後冷ましてから砕いておく)
《工程》
バナナはフォークの背などでつぶし、余り種と混ぜておく
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ボウルに薄力粉から粗糖までの材料をふるい入れる
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発酵無塩バターを加え、指先でつぶしながら生地になじませていく
(ほろほろとした砂状にする)
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バナナと余り種を合わせたものを加え、ザックリと混ぜる
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最後にクルミを加え軽く混ぜる
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打ち粉(分量外)をふった台に生地を取り出し
平らにしてから二つ折りにする作業を3回程繰り返し、長方形に整える
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ラップに包み、冷蔵庫で20分程休ませる
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生地を好みの大きさに切り分け
190℃に予熱したオーブンで10分、170℃のオーブンでさらに10分焼く
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