最近使っていた強力粉、アーティザンが無くなってしまったので
今回は『ミナミノカオリ』を使ってみた。
ミナミノカオリに合わせたのは、いつもの全粒粉(有機キタノカオリ)。
そして普段通り、加水率76%で作ってみたところ
生地が少しべたつく感覚があった。
あ!国産の粉は水を少な目に調整したほうがよかったんだ…!
と気付いた時にはもう遅い。
まあ、どうにかなるでしょうとそのまま生地作りは進み、どうにか焼き上がったのだが
膨らみが控え目な、いかにも重そうなカンパーニュになってしまった。
スライスしてみると、やはり目の詰まった、重さのある生地になっている。
食べてみると想像したほどの重さは感じないのだが、サックリとした印象はない。
希望としては、もうちょっと空気を含んでいてほしい。
それでも酸味は心配したほど強くなく、あまり気にせず食べることが出来た。
(酵母が少し酸っぱくなってきたので気になっていた。一度酸味が出てしまうと
何回リフレッシュしても改善されず。今はそれが悩み。)
輸入小麦から国産の小麦に切り替えると
いつもサワードウでのパン作りの難しさを感じてしまう。
単純に作っている本人の技術不足なのだけれど
上手く焼けなかった時の小さなため息は、なかなかきれいに消えてくれないのだ。
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