起こしたレーズン酵母を早速使いたい。
元種を起こす間もなく、ストレートに液種を使い、パンを焼くことにした。
生地にクランベリーとアーモンドを加え、食べ応えたっぷりのパンにする。
酵母の力が少し弱かったのか、ちょっと張りが足りない感じの生地。
成形がとても難しい。
それでもなんとかふっくらと焼き上がり、アーモンドとクランベリーがギュッと詰まった
美味しそうなパンになった。
トーストした一切れは、カリッカリッの食感と熱のこもった柔らかさが楽しめる。
そのままのものも、もっちりとした弾力の中に
それぞれの素材の美味しさが閉じ込められ、味わい深い。
レーズン酵母でもサワードウでも、自家製酵母にはイーストにはない深い香りがあるように思う。
その香りが味わいにも表れ、より豊かな風味のパンに仕上がる。
生地もまた違う食感、違う手触りになるところも面白い。
手間はかかるけれど、自家製酵母で美味しいパンが焼けると、とても嬉しい。
クランベリーとアーモンドのパン、材料と工程
《材料》
強力粉(TYPE85) 95g
強力粉(ミナミノカオリ) 40g
強力粉(ハイマウンテン) 115g
塩 5g
レーズン酵母液 90g
水 105g
アーモンド 50g(ローストして冷まし、好みの大きさに刻んでおく)
クランベリー 50g
《工程》
ボウルにレーズン酵母液と水を入れ混ぜる
↓
粉類と塩をふるい入れ、粉気がなくなるまでゴムベラなどでよく混ぜる
↓
45分毎にパンチ×4回
(1度目のパンチでクランベリーを、3度目のパンチでアーモンドを加える)
↓
生地をまとめ
室温3時間
冷蔵庫13.5時間 発酵
↓
室温1時間 復温
↓
丸め
↓
ベンチタイム20分
↓
成形し、発酵かごに入れる
↓
室温1.5時間 発酵
鋳物鍋を蓋ごとオーブンに入れ、230℃に予熱
↓
クープ
↓
熱い鍋に生地を入れ
230℃30分(蓋あり)
230℃12分(蓋なし) 焼成
コメント