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7月6日(土) 『元種で作る、カンパーニュ』

レーズン酵母から起こした元種を使い、カンパーニュを焼く

レーズン酵母の元種を使い、カンパーニュを焼く。

元種は元気だと思っていたのに

仕込んだ生地はデロンとした張りのないものになってしまった。

これは上手く焼き上がらないかも…という予感。

その悪い予感は的中。

膨らみが弱く、クープの開きもイマイチなカンパーニュになってしまった。

元種には弾力があり、このまま使えるだろうと思ったのだけど

まだまだ発酵力が足りなかったのだろうか。

その辺りの見極めがとても難しいなあと思う。

ガッカリしたまま、次の日にスライス。

見た目と違い、クラムには大小の気泡がところどころ入り

ふかふか、もっちりな手触り。

食べるとほのかな甘さがあり、酵母や粉の旨味も感じられる。

予想よりも美味しい。

ダメかも…と思っていたけれど、元種の状態はそんなに悪くないのかもしれない。

発酵力をもう少し強くすることが出来れば、もっと美味しいパンが焼けるはず。

コツコツと水と粉を足しながら、もう少し様子を見てみようと思う。

《材料》

全粒粉(有機キタノカオリ) 50g

強力粉(TYPE85) 50g

強力粉(アーティザン) 150g

塩 5g

元種 50g

水 190g

《工程》

ボウルに元種と水を入れ、種を溶かすようによく混ぜる

粉類と塩を合わせてふるい入れ、粉気がなくなるまでゴムベラなどでよく混ぜる

45分毎にパンチ×4回

生地をまとめ

室温3.5時間

冷蔵庫14時間 発酵

室温2時間 復温

丸め

ベンチタイム20分

成形し発酵かごに入れる

室温1.5時間 発酵

鋳物鍋を蓋ごとオーブンに入れ、250℃に予熱

クープ

熱い鍋に生地を入れ

250℃30分(蓋あり)

230℃12分(蓋なし) 焼成

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