レーズン酵母の液種と元種を使って、大好きなクルミパンを焼いた。
主役は元種なんだけれど、なんとなく頼りない気がして
最近は液種も少し加えてパンを焼くことが多い。
張り切って作ったのに生地がダレたままの悲しい気持ち。
繰り返したくない。
生地はゆっくりと発酵。
最初はべたつくけれど、時間をかけパンチを繰り返せば段々と張りが出てくる。
成形は下手だけれど…なんとかカゴにおさまった。
焼き上がり。
クープの開きはイマイチな気もするが、香り良く、こんがりときれいな色。
クラムはふかふかというより、ボンボンと押し返されるような弾力の強い印象。
柔らかいけれど、締りがある。
味わいはほんのり甘く、レーズン酵母の風味とクルミがよく合う。
芳ばしさの中に、ふんわり漂う甘みがとても美味しい。
液種だけ、元種だけ、液種と元種のダブル使い。
それぞれでまた生地の印象も変わるのだろう。
比べてみても面白いかもしれない。
今日は久々にコーヒーを淹れてみたけれど
パンとコーヒーって本当に仲良しだなあと思う。
(最近、お昼は紅茶のことが多かった。)
暑い夏の至福のひととき。
レーズン酵母のクルミパン、材料と工程
《材料》
強力粉(TYPE85) 100g
強力粉(アーティザン) 150g
塩 5g
元種 50g
液種 50g
水 150g
クルミ 60g(ローストして冷まし、好み大きさに砕いておく)
《工程》
ボウルに元種、液種、水を入れよく混ぜる
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粉類と塩を合わせてふるい入れ、ゴムベラなどで粉気やダマがなくなるまで混ぜる
↓
45分毎にパンチ×4回
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生地をまとめ
室温3時間
冷蔵庫14時間 発酵
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室温1.5時間 復温
↓
丸め
↓
ベンチタイム20分
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成形し、発酵かごに入れる
↓
室温2時間 発酵
鋳物鍋を蓋ごとオーブンに入れ、250℃に予熱
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オーブンシートの上に生地をのせ、クープを入れる
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熱い鍋に生地を入れ
250℃30分(蓋あり)
230℃13分(蓋なし) 焼成
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