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7月26日(金) 『ちょっと硬めのカンパーニュ』

レーズン酵母の元種で作ったカンパーニュ…生地が硬くなってしまった

レーズン酵母の元種で作った、カンパーニュ。

元種は

冷蔵庫に保存していたものに強力粉と液種を加え、リフレッシュ。

2倍に膨らんだら、一旦冷蔵庫に保存。

次の日、さらに強力粉と水を加えリフレッシュ。

2倍に膨らんだら、また冷蔵庫に保存。

そんなリフレッシュを経た元種。

元気だろうと思って使った元種だったが、生地はイマイチ張り不足。

ベタベタ手にくっつくことはないけれど、ブルンとした弾力がない。

これは…と不安を感じた焼き上がり。

やはりクープが大きく割れるほどの膨らみはなく、香りがいつもより弱い。

それでも焼き色はきれいなキツネ色。

スライスしてみると、大きな気泡がところどころ入っているが、バランスに欠ける。

そしてクラムはちょっと硬め。

ふかふかというより、強い弾力を感じる少し硬めのクラム。

ところが食べてみると、意外にもほんのり甘い味わで、悪くない。

香りもいつもより弱いけれど、クラストに近い部分は芳ばしさも感じられる。

サワードウで同じような焼き上がりになった時は、酸味の強いパンになっていることが多い。

その点、レーズン酵母の元種は、味わいに大きな欠陥が出ることが少ないのかもしれない。

ちょっとホッとした。

過去を振り返ると、去年の夏はもう少し元気な液種と元種が出来ていたのだけど

今年は何が違うのだろう。

いつまでたっても謎多き、自家製酵母。

一進一退のパン作り。

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