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8月30日(金) 『まん丸になった、カンパーニュ』

予想外の焼き上がりだけれど、味は抜群だったカンパーニュ

今日も今日とて、カンパーニュ。

今回はレーズン酵母の元種を使ったもの。

クープまでは無事に進み、後は焼成。

今回は鋳物鍋に入れず、生地の表面に霧を吹いて焼いてみた。

先ずは、ガスオーブンを280℃に予熱。

温度が上がったら生地を入れ、一旦スイッチを切り、庫内の温度が220℃になるまで待つ。

初めて試す方法、どんなことになるだろうと思っていたら

思いのほか早く庫内の温度が下がってしまい

慌ててオーブンを220℃に設定し直し、タイマーを25分に。

15分ほど経ったところでオーブンを開けてみると

すでに生地は膨れ上がり、クラストの一部が黒くなる寸前になっていた。

今度も慌てて生地をオーブンから取り出す。

タイマーばかり気にし、生地の様子をしっかり見ていなかった。

こんなに早く焼き上がってしまうとは…。

クープは開いたものの、表面がパキパキになっていて艶がない。

思ったような焼き上がりならず、ショックを受ける。

それでも香りはよい。

スライスしてみると、クラムはふかふかでしっとり。

灰分量の高い強力粉を使っているので、茶色味が強く、香り高い。

食べてみると、やはり香りと味わいがしっかりしている。

少しだけ入れた粗糖の甘みも加わり、やさしさと野趣的な感じが

うまい具合に合わさっている。

クラストの底の部分の香りが特に強く、とても美味しかった。

見た目には、あれ?とまた思ってしまったけれど、味は抜群。

パン作りがますます面白くなってきたように思う。

《材料》

ライ麦全粒粉(アメリカ産有機ライ麦粉) 25g

全粒粉(有機キタノカオリ) 25g

春よ恋(坂下農園) 200g

粗糖 10g

元種 50g

水 175g

塩 4.5g

《工程》

ボウルに元種と水を入れよく混ぜる

粉類と粗糖を合わせて加え、手で粉気がなくなるまで混ぜる

30分室温に置く

塩を加え、生地全体になじむまでボウルの中で捏ねる

45分毎にパンチ×3回

生地をまとめ

室温4.5時間

冷蔵庫13.5時間 発酵

室温2時間 復温

丸め

ベンチタイム30分

成形し、発酵かごに入れる

室温1.5時間 発酵

オーブンを280℃に予熱する

クープ

生地の表面に霧を吹き、280℃まで温度が上がったオーブン入れ、一旦スイッチを切る

庫内温度が220℃に下がったら、220℃設定で15分 焼成

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