だんだんと焼き方が分かってきたように思う、ガスオーブン。
パンもお菓子も、電気オーブンより空気を上手に含んだような
やさしい食感になる。
そこで、大好きなフォカッチャもきっと美味しく焼けるのでは?
と思い、さっそく作ってみることにした。
今回もレーズン酵母の元種使用。
しかし、その元種がなんだか力が無さそうに見えたので
ドライイーストもほんの少し加えることにした。
考えた末、ドライイーストは0.1gだけ加えたのだけど
思いのほか発酵がぐんぐん進み、ちょっと焦ってしまう。
冷蔵庫の中でもどんどん発酵していたらしく、次の日に見ると
プリプリとした生地になっていた。
焼き上がり。
ジュワっとオリーブオイルを吸い込み、ふっくら膨らんだ姿。
焼き立てはオーブンから出した後も、ジュワジュワ、パチパチ素敵な音を奏でていた。
オリーブの旨味をしっかり閉じ込めたクラムは、もっちり、ふわんふわんな柔らかさ。
クラストのパリパリ感も際立ち、軽くトーストしても、そのまま食べても美味しい。
予想以上の出来栄えになった、オリーブのフォカッチャ。
電気オーブンをガスオーブンに買い替えて以来、なんでも美味しく焼けるような気がして
パン作りもお菓子作りも増々楽しくなってきた。
オリーブのフォカッチャ、材料と工程
《材料》
スペルト全粒粉(有機スペルト小麦粉) 50g
強力粉(坂下農園 春よ恋) 200g
ドライイースト 0.1g
元種 50g
オリーブオイル 10g
ハチミツ 5g
水 180g
塩 4.5g
種抜きオリーブ 50g(好みの大きさに刻んでおく)
ローズマリー 1g
《工程》
ボウルに元種、オリーブオイル、ハチミツ、水を入れよく混ぜる
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粉類とドライイーストを合わせてふるい入れ、粉気がなくなるまで混ぜる
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室温に30分置く(オートリーズ)
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塩を加え、生地全体になじむように手でよく混ぜる
ある程度混ぜたところでローズマリーとオリーブをそれぞれ加え、生地全体になじませる
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40分毎にパンチ×3回
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生地をまとめ
室温1.5時間
冷蔵庫17時間 発酵
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室温1時間 復温
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丸め
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ベンチタイム20分
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生地を好きな大きさに伸ばして成形する
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室温1時間 発酵
オーブンを220℃に予熱
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生地の表面にオリーブオイルを塗り、指でところどころ窪みをつける
全体に霧吹き
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オーブンの温度を200℃に設定し、18分程焼く(オーブン中段)
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