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9月23日(月) 『ラムレーズンとピーカンナッツのパン』

自家製ラムレーズン入り、香り高きパン

ラム酒に漬け込んだレーズン。

今回も自家製ラムレーズンを使い、パンを焼くことにした。

ラムレーズンは早い段階で加え、成形時にローストしたピーカンナッツを

たっぷりと巻き込む。

焼き上がりは、まるでお菓子のような甘い香り。

その中にラム酒のふくよかな香りが混ざり、うっとりとしてしまう。

クープはあまり開かず、膨らみつつも少し引き締まったような姿。

クラムはしっとりと柔らかく、クラストも柔軟で軽やかな印象。

食べてみると、香りに比べ、甘さは控え目。

ピーカンナッツの芳ばしさとラム酒の香りは、ふんわり、余韻として残る。

カルピスバターを塗って食べると、まるでレーズンバターサンドを食べているかのよう。

濃厚な美味しさが堪らない。

生地にもう少し甘みをつけた方が、さらにパンチが出そうだけれど

この穏やかな甘さも大切かもしれない。

そんなことを思う、今回のパンだった。

《材料》

ライ麦粉(細挽き・ダーク) 50g

強力粉(坂下農園 春よ恋) 200g

元種 50g

レーズン酵母液 10g

水 175g

塩 4.5g

ラムレーズン 40g

ピーカンナッツ 45g(ローストして冷まし、好みの大きさに砕いておく)

《工程》

ボウルに元種、レーズン酵母液、水を入れよく混ぜる

粉類を合わせてふるい入れ、粉気がなくなるまで混ぜる

室温に30分置く

塩を加え、生地全体になじませるように手でよく混ぜる

最後にラムレーズンを加え混ぜる

40分毎にパンチ×4回

生地をまとめ

室温5.5時間

冷蔵庫12.5時間 発酵

室温1時間 復温

丸め

ベンチタイム20分

成形し、発酵かごに入れる

(生地を横長に伸ばし、真ん中にピーカンナッツをのせ三つ折り、俵型に巻く)

室温1.5時間 発酵

鋳物鍋を蓋ごとオーブンに入れ、250℃に予熱

クープ

熱い鍋に生地を入れ

230℃25分(蓋あり)

200℃10分(蓋なし) 焼成(オーブン下段)

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