先日作った栗のラムシロップ煮を具材に、レーズン酵母の元種を使ったパン。
ラムシロップ煮は栗だけでなく、シロップも少しだけ生地に加える。
ゴロゴロと生地からはみ出しそうな栗たち。
230℃で焼くところを間違えて250℃で焼いてしまったら
なんと、クープがしっかり開き驚く。
あれ?そうなの?
と、嬉しいような、納得がいかないような。
それでも美味しいそうに焼き上がったことに、やはり喜びを感じる。
茶色味を帯びたクラムに、栗の黄色が映える。
ポピーシードの黒い粒も少しシックな装いで、とても秋らしいパンになった。
栗のホクホクとした味わいに、芳ばしさがプラスされたパン。
シロップ入りの生地だけれど、甘過ぎないので
栗やポピーシードの風味がはっきりと出る。
カルピスバターを塗って食べると、深く濃厚な一枚となり
これは食べ応えたっぷり。
コーヒーを啜りながら、やっぱり秋はいいなあと
しみじみ感じるお昼ご飯だった。
栗とポピーシードのパン、材料と工程
《材料》
ライ麦粉(細挽き・ダーク) 50g
強力粉(坂下農園 春よ恋) 200g
スキムミルク 10g
元種 50g
栗のラムシロップ煮のシロップ 20g
水 180g
塩 5g
栗のラムシロップ煮の栗 60g(好みの大きさに刻んでおく)
ポピーシード 5g
《工程》
ボウルに元種、シロップ、水を入れよく混ぜる
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粉類とスキムミルクを合わせてふるい入れ、粉気がなくなるまで混ぜる
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室温に30分置く
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塩を加え、生地全体になじませるように手でよく混ぜる
ポピーシードも加え、さらに混ぜる
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45分毎にパンチ×4回
(1回目のパンチで栗を加える)
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生地をまとめ
室温2時間
冷蔵庫15時間 発酵
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室温1.5時間 復温
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丸め
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ベンチタイム30分
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成形し、発酵かごに入れる
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室温1時間 発酵
鋳物鍋を蓋ごとオーブンに入れ、250℃に予熱
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クープ
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熱い鍋に生地を入れ
250℃25分(蓋あり)
200℃8分(蓋なし) 焼成(オーブン下段)
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