レーズン酵母の液種も元種も、現在準備段階。
そういうワケで、今回は微量イーストを使ってカンパーニュを焼くことにした。
250gの粉に対して使うドライイーストは0.5g。
少なくても、やはりドライイーストには驚くような安定感がある。
安心して工程を進める。
安心し過ぎて気が抜けたのか、十字に入れたクープは
一方が大きく開き、もう一方はイマイチな開き具合。
丸に成形したはずが、オーバルの形になってしまった。
(前もこんなことがあったような…)
刃の傾け具合なのか、深さなのか。
いつも難しい、クープ入れ。
今度こそ!と毎回思うのだけど、なかなか上達しない。
それでも、オーブンを開けた時にこんがりと焼き上がったカンパーニュを見るのは嬉しい。
そしてふっくら膨らんでいると、さらに嬉しい。
クラムはふんわり空気を含み、ふっくら柔らかい。
今回はチーズ、卵、バジルを挟み、サンドウィッチにする。
少し甘さがあり、芳ばしい生地。
具をやさしく包み込みながらも、具に負けない美味しさがあった。
ドライイーストでも時間をかけて発酵させれば、味わい深いパンに焼き上がる。
自家製酵母でパンが焼ければ、本当は一番いいのだけど
ドライ―ストの発酵力はやっぱり頼りになるな、なんて思うのだった。
微量イーストのカンパーニュ、材料と工程
《材料》
ライ麦粉(細挽き・ダーク) 50g
強力粉(坂下農園 春よ恋) 200g
ドライイースト 0.5g
塩 4.5g
水 190g
粗糖 5g
《工程》
ボウルに水と粗糖を入れ混ぜる
↓
ライ麦粉、強力粉、ドライイースト、塩を合わせてふるい入れ
粉気がなくなるまでしっかり混ぜる
↓
45分毎にパンチ×4回
↓
生地をまとめ
室温1時間
冷蔵庫16時間 発酵
↓
室温2時間 復温
↓
丸め
↓
ベンチタイム20分
↓
成形し、発酵かごに入れる
↓
室温1.5時間 発酵
鋳物鍋を蓋ごとオーブンに入れ、250℃に予熱
↓
クープ
↓
熱い鍋に生地を入れ
230℃25分(蓋あり)
200℃10分(蓋なし) 焼成(オーブン下段)
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