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10月18日(金) 『微量イーストのカンパーニュ』

自家製酵母がなにもないので、今回は微量イーストでカンパーニュを作る

レーズン酵母の液種も元種も、現在準備段階。

そういうワケで、今回は微量イーストを使ってカンパーニュを焼くことにした。

250gの粉に対して使うドライイーストは0.5g。

少なくても、やはりドライイーストには驚くような安定感がある。

安心して工程を進める。

安心し過ぎて気が抜けたのか、十字に入れたクープは

一方が大きく開き、もう一方はイマイチな開き具合。

丸に成形したはずが、オーバルの形になってしまった。

(前もこんなことがあったような…)

刃の傾け具合なのか、深さなのか。

いつも難しい、クープ入れ。

今度こそ!と毎回思うのだけど、なかなか上達しない。

それでも、オーブンを開けた時にこんがりと焼き上がったカンパーニュを見るのは嬉しい。

そしてふっくら膨らんでいると、さらに嬉しい。

クラムはふんわり空気を含み、ふっくら柔らかい。

今回はチーズ、卵、バジルを挟み、サンドウィッチにする。

少し甘さがあり、芳ばしい生地。

具をやさしく包み込みながらも、具に負けない美味しさがあった。

ドライイーストでも時間をかけて発酵させれば、味わい深いパンに焼き上がる。

自家製酵母でパンが焼ければ、本当は一番いいのだけど

ドライ―ストの発酵力はやっぱり頼りになるな、なんて思うのだった。

《材料》

ライ麦粉(細挽き・ダーク) 50g

強力粉(坂下農園 春よ恋) 200g

ドライイースト 0.5g

塩 4.5g

水 190g

粗糖 5g

《工程》

ボウルに水と粗糖を入れ混ぜる

ライ麦粉、強力粉、ドライイースト、塩を合わせてふるい入れ

粉気がなくなるまでしっかり混ぜる

45分毎にパンチ×4回

生地をまとめ

室温1時間

冷蔵庫16時間 発酵

室温2時間 復温

丸め

ベンチタイム20分

成形し、発酵かごに入れる

室温1.5時間 発酵

鋳物鍋を蓋ごとオーブンに入れ、250℃に予熱

クープ

熱い鍋に生地を入れ

230℃25分(蓋あり)

200℃10分(蓋なし) 焼成(オーブン下段)

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