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10月27日(日) 『ピーカンナッツのパン』

レーズン酵母の液種にドライイーストを0.1g加えたパン

この前まで使用していたレーズン酵母の元種が酸っぱくなってしまい

現在新しく起こしているところ。

そこで今回は、液種を使ってパンを焼くことにした。

液種だけだとなんだか心許なく、ドライイーストを0.1gだけ加えることにする。

いつもの生地に、今回はピーカンナッツをたっぷり入れる。

ザクザクとナッツがはみ出してくる生地は、丸めにくく、成形もしづらい。

それでも、とっても芳ばしい焼き上がりになるはず…

そう思えば、小さなことは気にならない。

焼き上がりは願った通り、ナッツの芳ばしい香りが部屋中に漂う

こんがりと美味しそうな姿になった。

クープも開き、少しだけ焦げているところがまた食欲をそそる。

断面もピーカンナッツでいっぱい。

今回はクラムもふかふか、柔らかな弾力を感じるものとなった。

食べてみると、ハチミツ入りのほんのり甘い生地に

ピーカンナッツの芳ばしさが広がり、食感も香りも絶妙によい。

クラストの焦げた部分も、ナッツの芳ばしさをさらに底上げしているよう。

バターを塗って食べるのも美味しいのだけど、生地やナッツの風味を深く味わい

シンプルに食べるほうが一番美味しいように思った。

ドライフルーツなども合わせ、具沢山で作るのも楽しいけれど

ナッツを一種類に絞り、キリっと作るパンもいい。

今回はそんな風に思えるパンだった。

《材料》

ライ麦粉(細挽き・ダーク) 50g

強力粉(坂下農園 春よ恋) 200g

ドライイースト 0.1g

レーズン酵母液種 60g

ハチミツ 10g

水 130g

塩 4.5g

ピーカンナッツ 60g(ローストして冷まし、好みの大きさに砕いておく)

《工程》

ボウルに液種、ハチミツ、水を入れ混ぜる

ライ麦粉、強力粉、ドライイーストを合わせてふるい入れ

粉気がなくなるまで混ぜる

室温に30分程置く

塩を加え、生地全体になじませるように手でよく混ぜる

最後にピーカンナッツも加え、生地全体になじませる

45分毎にパンチ×3回

生地をまとめ

室温5.5時間

冷蔵庫11時間 発酵

室温2時間 復温

丸め

ベンチタイム20分

成形し、発酵かごに入れる

温かい場所で1.5時間 発酵

鋳物鍋を蓋ごとオーブンに入れ、250℃に予熱

クープ

熱い鍋に生地を入れ

250℃25分(蓋あり)

230℃5分(蓋なし) 焼成(オーブン下段)

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