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11月29日(金) 『黒糖入りカンパーニュ』

レーズン酵母の元種を使ったカンパーニュ

いつものように、レーズン酵母の元種を使ったカンパーニュ。

ただ今回は、黒糖を少し加えている。

最近、カンパーニュにハチミツや砂糖を加える場合5g(2%)にしていたのだけど

今回は10g(4%)。

ちょっと多めに入れてみた。

普段通りの工程。

特別大きな変化はないけれど、発酵は思いの外、早く進んだ。

(気温が低い時期は温かい場所と室温で一晩発酵させるのだけど、今回温かい場所に置いていたら

 意外に早く発酵したので、夏の時期と同じく、その後一晩冷蔵庫に入れた。)

しっかり、濃く色付いた、焼き上がり。

クープも開き(ギザギザだけど…)、芳ばしい香りを漂わせている。

クラムも茶色の色味が強く、気泡は艶々、もっちりとした生地感。

クラストはしっかり硬い。

食べてみると、黒糖の自然な甘さをほんのりと感じる。

噛むほどに芳ばしさと甘さが混ざり合い、とても奥深い味になる。

小麦の風味の邪魔をしない、黒糖の甘み。

パンに使うことはあまりなかったけれど、相性がとてもよい

という発見があった。

《材料》

全粒粉(キタノカオリ 石臼粗挽き全粒粉) 25g

スペルト小麦粉(有機スペルト小麦粉) 50g

強力粉(坂下農園 春よ恋) 175g

レーズン酵母元種 50g

黒糖 10g

ぬるま湯 180g

塩 4.5g

《工程》

ボウルに元種、黒糖、ぬるま湯を入れよく混ぜる

全粒粉、スペルト小麦粉、強力粉を合わせてふるい入れ

粉気がなくなるまで混ぜる

室温に30分程置く

塩を加え、ザラザラとした粒感がなくなるまで手でよく混ぜる

45分毎にパンチ×4回

生地をまとめ

温かい場所に5時間

冷蔵庫11.5時間 発酵

室温2時間 復温

丸め

ベンチタイム30分

成形し、発酵かごに入れる

温かい場所で1.5時間 発酵

鋳物鍋を蓋ごとオーブンに入れ、250℃に予熱

クープ

熱い鍋に生地を入れ

250℃30分(蓋あり)

230℃5分(蓋なし) 焼成(オーブン下段)

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