今回もレーズン酵母の元種を使ったパン。
それに加え、ドライイーストも少しだけ使う。
粉はスペルト小麦粉20%、強力粉40%、そしてセモリナ粉40%。
さらに今回は久々の手捏ね。
大変だったけれど、段々と滑らかになっていく生地の変化が楽しい。
ドライイーストを加えているからか、プルンと張りのある生地になり
クープも入れやすかった。
焼き上がりは、驚くような真ん丸な姿。
普段、予熱したストーブの鍋に生地を入れて焼いているけれど
今回は天板の上に生地をのせ、予熱で熱くなったボウルを被せ、焼いてみた。
スライスすると、クラムは細かな気泡が入り、ふっくら、ふかふか。
クラストはパリッとし、いつもより柔らかめ。
ふんわり、やさしい印象のパン。
このパンは、バジルペースト、チーズ、オムレツを挟んだサンドウィッチにしたのだけど
ふわりとした生地が具材を包み込む、とても美味しいサンドウィッチになった。
やわらかな甘さを感じ、芳ばしい香りが漂うパン。
味わい、香り、食感。
すべてが好みの、とても嬉しい出来上がりとなった。
セモリナ粉のパン、材料と工程
《材料》
スペルト小麦粉(有機スペルト小麦粉) 50g
強力粉(坂下農園 春よ恋) 100g
セモリナ粉(カプート) 100g
ドライイースト 0.2g
塩 4.5g
レーズン酵母元種 50g
ハチミツ 10g
ぬるま湯 150g
《工程》
ボウルに粉類、ドライイースト、塩を入れ混ぜる
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別のボウルに元種、ハチミツ、ぬるま湯を入れ混ぜ
粉の入ったボウルに注ぐ
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粉気がなくなるまでボウルの中で混ぜ、生地をまとめる
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台の上に生地を取り出し、なめらかで張りのある状態になるまで捏ねる
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生地をボウルに入れ
温かい場所で7時間
冷蔵庫13時間 発酵
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室温2時間 復温
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丸め
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ベンチタイム30分
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成形
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温かい場所で1.5時間 発酵
天板とボウル(生地に被せられる大きさ)をオーブンに入れ220℃に予熱
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クープ
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予熱した天板に生地をのせ、霧を吹き、ボウルを被せる
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220℃で15分、ボウルを外し220℃でさらに8分 焼成(オーブン下段)
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