今日のお昼は、昨日焼いたカンパーニュ。
ふっくら焼き上がったので、食べるのを楽しみにしていた。
クラムには細かな気泡が入り、ふかふか。
もっと大小の気泡が入り乱れているかと思ったら
意外にも繊細な感じに仕上がっていた。
しっとり、もっちりな印象だ。
さて、食べてみると……
は!今日もちょっと酸っぱい……。
先日作ったばかりの酵母を使ったのに、オイオイ……。
(前回作ったゴマチーズパンは酸っぱくなかった)
少なからずショック。
肩の上の空気が急に重くなった。
なんでだろうな。
酵母の問題ではなく、発酵温度や時間の問題だろうか。
もう分からない。
悶々として考えていたところ、
昔通っていたパン屋さんのパンを急に思い出した。
今はもうないけれど、以前青山にあった「アコルト」。
好きだったのは、全粒粉がたっぷり使われた、重量感たっぷりのパン。
最初は酸味を感じるものの、食べているうちにどんどん旨味が出てくる。
食べた後は栄養がしっかり体に入った、といつも感じていた。
その次に好きになったのは、代々木八幡にある「ルヴァン」のパン。
メランジェやクロワッサンが大好きで良く買っていた。
思い出すとあの頃は、今よりももっと酸味が好きだったし、美味しいと感じていた。
酸っぱいことこそ、イーストには出せないパンの旨味だと思っていた。
今は何故、こんなに酸っぱいということを恐れるのだろう。
酸っぱくったっていいのにな。
パンの酸味についての思考は続きそうです🥖
★ルヴァン富ヶ谷店★
https://www.instagram.com/levain_tokyo/
【晩ご飯記録】
・からし菜のサラダ
(空豆、チーズ、茹で卵、オリーブオイル、塩、バルサミコ酢)
・ブロッコリーとじゃがいものポタージュスープ
(生クリーム、塩、エルブ・ド・プロヴァンス、白胡椒)
・自家製パン
(カンパーニュ、オリーブオイル)
食事中、夫に
「今日のパン、酸っぱい?」と聞いたら
「前から酸っぱいよ」と言われた。
そうですか……。
5月5日(金) 『酸っぱいパンを考える』 – UZURANO小話
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