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5月19日(金) 『続・酸っぱいパンを考える』

   

 

 

   

 

 

   

 

 

   

 

今日のお昼は、昨日焼いたカンパーニュ。

ふっくら焼き上がったので、食べるのを楽しみにしていた。

 

クラムには細かな気泡が入り、ふかふか。

もっと大小の気泡が入り乱れているかと思ったら

意外にも繊細な感じに仕上がっていた。

しっとり、もっちりな印象だ。

 

さて、食べてみると……

は!今日もちょっと酸っぱい……。

先日作ったばかりの酵母を使ったのに、オイオイ……。

(前回作ったゴマチーズパンは酸っぱくなかった)

少なからずショック。

肩の上の空気が急に重くなった。

 

なんでだろうな。

酵母の問題ではなく、発酵温度や時間の問題だろうか。

もう分からない。

 

悶々として考えていたところ、

昔通っていたパン屋さんのパンを急に思い出した。

今はもうないけれど、以前青山にあった「アコルト」。

 

好きだったのは、全粒粉がたっぷり使われた、重量感たっぷりのパン。

最初は酸味を感じるものの、食べているうちにどんどん旨味が出てくる。

食べた後は栄養がしっかり体に入った、といつも感じていた。

 

その次に好きになったのは、代々木八幡にある「ルヴァン」のパン。

メランジェやクロワッサンが大好きで良く買っていた。

 

思い出すとあの頃は、今よりももっと酸味が好きだったし、美味しいと感じていた。

酸っぱいことこそ、イーストには出せないパンの旨味だと思っていた。

今は何故、こんなに酸っぱいということを恐れるのだろう。

酸っぱくったっていいのにな。

 

パンの酸味についての思考は続きそうです🥖

 

★ルヴァン富ヶ谷店★

https://www.instagram.com/levain_tokyo/

 

【晩ご飯記録】

・からし菜のサラダ

 (空豆、チーズ、茹で卵、オリーブオイル、塩、バルサミコ酢)

・ブロッコリーとじゃがいものポタージュスープ

 (生クリーム、塩、エルブ・ド・プロヴァンス、白胡椒)

・自家製パン

 (カンパーニュ、オリーブオイル)

 

食事中、夫に

「今日のパン、酸っぱい?」と聞いたら

「前から酸っぱいよ」と言われた。

そうですか……。

 

5月5日(金) 『酸っぱいパンを考える』 – UZURANO小話

 

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