「ふたごや農園」さんがインスタグラムで紹介していた本、
『中世修道院の食卓』。
12世紀ドイツの修道女、聖ヒルデガルドの教えとレシピを紹介する本。
ハーブやスパイス、そしてスペルト小麦で作る料理やお菓子のレシピが
沢山掲載されています。
どれも気になる食材。
これは早速読んでみないと！と、入手してみました。
開いてみるとレシピだけでなく、食の教えから食材の紹介、
聖ヒルデガルドの生涯まで幅広く紹介されています。
読んでいるだけで更にいろいろなことに興味が広がり、
作ってみたい料理、読んでみたい本がどんどん増えてしまいます。
その中から先ずは、スペルト小麦で作るクッキーを焼いてみることにしました。
本の中では「ヒルデガルドの元気が出るクッキー」として紹介されています。
材料を見てみると、スパイスがたっぷり。
それでも、スパイス以外はシンプルな材料で出来るので、
家にある食材で出来そうです。
と……早速作り始めたのですが、スパイスの分量が多く、
家にある量では足りない……。
そこで、スパイスはそれぞれ半分の量で作ることにしました。
材料を混ぜ、めん棒で生地を伸ばし、型で抜く楽しい作業。
オーブンで焼き始めると、とてもスパイシーな香りが部屋中に広がりました。
焼き上がったクッキーは、深みのあるブラウン。
スパイスとスペルト小麦の強さを感じさせます。
食べてみると、サクッとした歯切れの良い食感。
一口味わうとスパイスの香りがスーッと鼻から抜け、
頭の靄が晴れるような気がします。
バターなどもしっかり入っていますが、
スペルト小麦だとあまり油脂の重さを感じません。
そしてスパイスによる身体と気持ち、
両者に対するなにか良い効果があるのではないかと感じます。
普段何気なく食べている食事。
その中にはいろいろな食材があり、その食材にはそれぞれ健康効果ある。
聖ヒルデガルドの教えに従って考えると、
食べることに、料理に、もっと真摯に向き合わなければいけない。
背筋がスッと伸びるような気持ちになります。
まだ読み終えていませんが、食事や自分の生活を改めて見直す、
そんな機会になりそうです。
年の瀬にとても良い本に出合えました🌼
★中世修道院の食卓: 聖女ヒルデガルトに学ぶ、現代に活きる薬草学とレシピ
★
★ふたごや農園 | 暮らしからデモクラシー。★
【晩ご飯記録】
メニューは、
・きんぴらごぼう
（油揚げ、米油、醤油）
・かぼちゃのサラダ
（茹で卵、イタリアンパセリ、スモークナッツ、オリーブオイル、塩、マヨネーズ、
黒胡椒、マスタード）
・豆腐
（塩麹）
・紅大根とワカメのお味噌汁
・玄米
・スパイスクッキー
塩麴は初めて手作りしたもの。
手作りと言っても、1日1回混ぜること数日ですが…🥣
美味しいです😋
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