先日、夫と子供の頃の話になった。
我々が子供の頃、ケーキと言えば、
家族の誕生日やクリスマスにしか食べられなかった。
ケーキはハレの日の食べ物だった。
今は休日などにケーキ屋さんへ行き、特別な日でなくとも食べる。
コンビニにもケーキは売っている。
いつでも買えて、いつでも食べられる。
子供の頃、普段のおやつは何だっただろうと考える。
我が家によくあったのは、ふかしたサツマイモ、茹でたトウモロコシ(夏)、
みかん(冬)、バナナ、みたらし団子、わらび餅、おかき、ポテトチップス、
チップスター、プリッツ、チョコパイ、源氏パイ……などなどだ。
ポテトチップスなどスナック類は、常備してあるというより
母と一緒にスーパーへ行った時に買ってもらう。
祖母も一緒に生活していたので、祖母が好きな和菓子類も多かった。
消費期限がいつなのか分からない最中なんかも、あったような……。
随分混沌とした、子供時代のおやつ達。
そんな混沌としたおやつ達だけれど、年間を通して大きく変化することはなく、
その中でどう美味しく食べるかというのを、子供ながらに工夫していたと思う。
特に冬は石油ストーブが出てくるので、いろんなものをストーブにのせ
炙って食べていた。
炙られたものは、ふかしたサツマイモ、ポテトチップス、ヤマザキのスティックパン、
煎餅、まんじゅうなど。
ちょっと焦げたり、熱くなって油が滲み出たり、そんなものを美味しいなぁと
ストーブの前を陣取って食べていた。
やっぱりケーキなんてなかった……。
並べてみると華やかさが全くないおやつ達だけれど、
幸福感は今より大きかった気がする。
今はおやつはスイーツと呼ばれ、華々しく存在している。
いろいろな国のおやつを食べることも出来るし、飲み物だって沢山ある。
そんな中で番茶にふかしたサツマイモなんて、スポットは当たらないかもしれない。
でも、最近自分が食べるものについてちょっと考え直そうか、
という気持ちになっている。
華々しいものよりも、ちょっと地味なもの。
年齢と健康を考え、番茶に芋、ぐらいが丁度良いような気がしてきた。
これからは作るおやつも変わるかもしれない。
そして我が家もケーキはハレの日だけ、という時代に戻るかもしれない。
そんなことを考えつつ、シュトーレンをつまんでいます🎄🙄
【晩ご飯記録】
メニューは、
・鶏もも肉のフライパン焼き(米油、塩、白胡椒、ニンニク)
・カブのオーブン焼き(オリーブオイル、塩、白胡椒)
・ほうれん草と青梗菜のオイル煮(米油、塩)
・野菜のポタージュスープ(人参、サツマイモ、長ネギ、玉ねぎ、オリーブオイル、
塩、コリアンダー、白胡椒、豆乳)
・自家製パン(カンパーニュ)
猫と一緒に寝ていたら寝違えた。
首が上に向けられず、左に回らない😱
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