金曜日。
金曜日のお楽しみと言えば、
前日に焼いたカンパーニュを食べること。
お昼、いそいそとリネンのキッチンタオルをほどき、カンパーニュを取り出す。
焼き上がりの姿は、昨日嫌というほど眺めたけれど
クラムの様子は、スライスするまで分からない。
どんな風になっているのか、楽しみを先延ばしされた気持ちでナイフを入れる。
今日はふんわり柔らかく、少し黄色味が強いクラム。
大小の気泡がたっぷり入り入っていた。
早速焼き網でトーストし、お昼の準備。
そのままのもの、トーストしたもの、
トーストしたものにプルーンスプレッドを塗ったもの。
3種それぞれを味わう。
そのままのものは、しっとり柔らかく甘い。
トーストしたものは、もっと歯切れが良くなり、芳しく甘い。
どちらも生地そのものに粉の甘味を感じる。
はじめて塗ってみたプルーンスプレッドも、プルーンそのものの甘さだけ。
とても穏やかな味わいだった。
最初は国産の小麦粉を使うことに苦戦していたけれど
最近は、ふっくら。
美味しい香りと風味を醸し出すカンパーニュになってきた。
肩の力が抜け、大きく深呼吸できるようになった。
そんな印象に近い。
長く続けていると、自分でも気付かないうちにパンが変化してくる。
その変化は本当にちょっとずつ。
なにはさておき、考えるよりも続けてみる。
そんな方法があっても良いのかもしれない。
そんな風に感じた、今日のお昼ご飯でした🌼
今回のカンパーニュ、材料と工程
《材料》
◎ルヴァン種
サワードウ酵母(スターター) 20g
全粒粉 7.5g
強力粉 7.5g
ぬるま湯 15g
◎本ごね
スペルト全粒粉 50g
準強力粉 50g
強力粉 150g
水 175g+15g
ルヴァン種 全量
塩 5g
《工程》
ルヴァン種の材料を混ぜ、温かい場所で3~4時間発酵
本ごねの粉類と水175gをボウルに入れ混ぜておく
↓
先のボウルに完成したルヴァン種を加え混ぜる
↓
室温に30分置く
↓
残りの水15gと塩を混ぜ、生地に加える
手で5分程混ぜる
↓
45分毎にパンチ×4回
↓
生地をまとめ新しいボウルに移す
↓
室温3.5時間
冷蔵庫16時間 発酵
↓
丸め
↓
ベンチタイム 25分
↓
成形
↓
室温1.5時間 発酵
鋳物鍋を蓋ごとオーブンに入れ、250℃に予熱
↓
クープ、霧吹き
↓
熱い鍋に生地を入れ
250℃30分(蓋あり)
230℃12分(蓋なし) 焼成
★今回使った粉類★
有機キタノカオリ(石臼全粒粉強力粉)800g
キタノカオリストレート (強力粉) 800g
E65 (準強力粉) 1kg
※スペルト全粒粉は「ふたごや農園」さんの粉を使用しています。
【晩ご飯記録】
メニューは、
・ネギ納豆グラタン(醤油、発酵無塩バター、チェダーチーズ)
・アボカドとインゲンのサラダ(ミックスナッツ、オリーブオイル、塩、白胡椒、
マスタード、茹で卵、マヨネーズ)
・大根のお味噌汁(油揚げ)
・玄米
食後に白ワインとカフェ・バッハのシュトーレン。
砂糖たっぷり🥣
糖質という概念を忘れることにする🌟
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