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10月8日(土) 富山で見た風景を思い出す

富山の旅から帰って来て数日。

思い出しては、はぁ~とため息が出てしまう風景がある。

 

丘陵の地に畑や田が段々に広がり、目の前には遠くに海が見え、

振り返れば山が見える。

自分がどこに居るのかを見失ってしまう程、素敵な所だった。

 

夫も、ここの風景がとても強く印象に残ったらしく、

1泊2日の間、2日目もこの場所までレンタカーを走らせた。

帰って来てからもグーグルマップで検索、周辺の風景を思い出しては

「良かったよね~」を繰り返している。

 

こんな場所に住めたらいいのに…とは思うけれど、

なかなか空いた土地や中古住宅は見つからない。

それでも、もしこの場所に住んだら…という想像を毎日繰り返し、

はぁ~なんてため息を漏らしている。

 

東京に出てきて、早20年以上。

若い頃は刺激がいっぱいで楽しかったけれど、40代に入ってから

もっと静かで落ち着いた暮らしをしたいな、と思い始めた。

以前はずっと東京で暮らすつもりでいたし、

ましてや東京育ちの夫に、同じ心境の変化が現れるとは思わなかった。

人間ってどこで変わるか分からないものですね。

 

でも、この心境の変化には、コロナが始まったことや猫を飼い始めたことも

大きく影響していると思う。

 

猫と一緒の生活には憧れるけれど、状況を考えたら無理。

そんな風に思い込んでいた我々ですが、飼い始めてみれば案外出来るもので

以前よりも充実感がある。

絶対に無理と考えていたのは、強い思い込みだったのだなと今なら分かる。

 

その思い込みが払われたことで、もっと自分たちのやりたいことに

真剣になったほうがいいと思うようになった。

人生は案外短いものだし、今当たり前にあることが明日もあるとは限らない。

最近はそんな風に思う。

 

慌ててどうにかなることでもないけれど、

先ずは心の中でやりたいことを思い描いてみる。

そんな時間を持つだけでも、未来は少し変わる気がする。

 

富山で見た風景も、偶然見つかったのかもしれないし、

あるいはいろいろなことが繋がって出会えたのかもしれない。

 

これから先の人生は、今までと全く違う風景を眺めて暮らしたい。

そして、少しでも面白い未来を作れたらなと思う🌏🌟

 

【晩ご飯記録】

メニューは、

・切り干し大根煮(サツマイモの茎、油揚げ、醤油)

・ジャコ入りオムレツ(ラクレットチーズ、バター、黒胡椒)

・豆腐(塩麴)

・赤毛瓜のお味噌汁(松山あげ)

・玄米

 

今日は猫がクシャンクシャン、くしゃみをしていた。

ホットカーペットと湯たぽんで温活🐈

 

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