富山の旅から帰って来て数日。
思い出しては、はぁ~とため息が出てしまう風景がある。
丘陵の地に畑や田が段々に広がり、目の前には遠くに海が見え、
振り返れば山が見える。
自分がどこに居るのかを見失ってしまう程、素敵な所だった。
夫も、ここの風景がとても強く印象に残ったらしく、
1泊2日の間、2日目もこの場所までレンタカーを走らせた。
帰って来てからもグーグルマップで検索、周辺の風景を思い出しては
「良かったよね~」を繰り返している。
こんな場所に住めたらいいのに…とは思うけれど、
なかなか空いた土地や中古住宅は見つからない。
それでも、もしこの場所に住んだら…という想像を毎日繰り返し、
はぁ~なんてため息を漏らしている。
東京に出てきて、早20年以上。
若い頃は刺激がいっぱいで楽しかったけれど、40代に入ってから
もっと静かで落ち着いた暮らしをしたいな、と思い始めた。
以前はずっと東京で暮らすつもりでいたし、
ましてや東京育ちの夫に、同じ心境の変化が現れるとは思わなかった。
人間ってどこで変わるか分からないものですね。
でも、この心境の変化には、コロナが始まったことや猫を飼い始めたことも
大きく影響していると思う。
猫と一緒の生活には憧れるけれど、状況を考えたら無理。
そんな風に思い込んでいた我々ですが、飼い始めてみれば案外出来るもので
以前よりも充実感がある。
絶対に無理と考えていたのは、強い思い込みだったのだなと今なら分かる。
その思い込みが払われたことで、もっと自分たちのやりたいことに
真剣になったほうがいいと思うようになった。
人生は案外短いものだし、今当たり前にあることが明日もあるとは限らない。
最近はそんな風に思う。
慌ててどうにかなることでもないけれど、
先ずは心の中でやりたいことを思い描いてみる。
そんな時間を持つだけでも、未来は少し変わる気がする。
富山で見た風景も、偶然見つかったのかもしれないし、
あるいはいろいろなことが繋がって出会えたのかもしれない。
これから先の人生は、今までと全く違う風景を眺めて暮らしたい。
そして、少しでも面白い未来を作れたらなと思う🌏🌟
【晩ご飯記録】
メニューは、
・切り干し大根煮(サツマイモの茎、油揚げ、醤油)
・ジャコ入りオムレツ(ラクレットチーズ、バター、黒胡椒)
・豆腐(塩麴)
・赤毛瓜のお味噌汁(松山あげ)
・玄米
今日は猫がクシャンクシャン、くしゃみをしていた。
ホットカーペットと湯たぽんで温活🐈
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