今日は昨日から決めていた、青山ブックセンターへ出掛けることにする。
1人で電車に乗る緊張感、1人で渋谷へ出る緊張感。
ドキドキしながら渋谷駅からトコトコ歩く。
国連大学まで来て、ようやくちょっとホッとする。
コロナ禍で出掛けることが少なくなり、青山ブックセンターも2年ぶり位の訪問。
以前は本を買いに行くと言ったら、先ず青山ブックセンターへ!
というくらい、頻繁に来ていた。
今はネットで本を買うのが当たり前になり、すっかりAmazonさんに頼り切り。
ああ、懐かしい。
なんて思いながら、国連大学横の通路を歩く。
そして夢の世界へ降りていくような、エスカレーター。
このエスカレーターに乗りつつ、何度ワクワクしたことか。
店内に入ると、先ずは入ってすぐの平積みになった本を見る。
そこで、気になる本が2冊くらい見つかる。
でも待てよ…焦るな焦るな…もっといろいろ見なくては…。
期待の膨らみと焦る気持ちが一緒になり、心拍数が上がる。
あれ、どうして私、こんなにドッキンドッキンしているんだろう。
入口周辺をやっとチェックし終わり、棚の方へ移動したころには
目がチカチカし、背表紙の文字も落ち着いて読むことが出来ない。
探している本もなかなか見つけられず、といった状態。
ちょっと深呼吸して、あの本なら多分この辺り、と落ち着いて探してみる。
…やっと見つけることが出来た。
なんだか疲れてしまい、気になっていた本を2冊買っただけで店を出た。
料理本や絵本も見たかったのに、すっかり忘れてしまった。
あの圧倒的な本の数。
その雰囲気に吞まれてしまい、今回はしっかり本と向き合うことが出来なかった。
ネットで買うことに慣れてしまうと、現物の本を見る機会が少ない。
そしてAmazonさんでは親切に、【あなたにお勧めの本】、
【これを買った人はこんなものも】、なんて勧めてくるので
ついついその流れに乗ってしまう。
いつの間にか受動態になっている、自分。
最近では中古での売り買いも増え、本は手元にずっと持っておくものではなくなり、
情報の一部として流動しているように思う。
そして、その流動のスピードはどんどん上がってきている。
受動態な自分も追いつけない位に。
でも青山ブックセンターで眺めた本には、数だけの問題ではなく、
どっしりとした存在感があるように思った。
書き手、作り手の思いがしっかりと詰められた本達。
上手く言葉にできないけれど、本ってただの情報ではなくて、
存在だったんだなと気付く。
そこには体温に似た温かいものがあるのではないか。
なんか、まだまだ熱いんじゃないか!青山ブックセンター!
思い出した熱を頼りに、また料理本コーナーと絵本コーナーを見に行かなくては。
本と向き合う練習🌼
最後に、この日の晩ご飯。
メニューは、
・夫が買って来た、おつまみいろいろ
・ベビーリーフのサラダ
・フォカッチャ
おつまみプレートは、
パテ・ド・カンパーニュ、レバーパテ、ローストビーフ、さつま揚げ、チーズ。
ベビーリーフのサラダには、叙々苑のドレッシング(これも夫のお買い物)。
フォカッチャも買って来たもの。
今日は夫が晩ご飯担当だったのですが、たまには…ということで、
並べるだけのおつまみ三昧。
この後、フラ印のポテトチップスを1袋空け、赤ワインも1本飲んでしまった🍷
塩分、脂肪分過多の夜が更けて行きました🌙(終)
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