今回は久々に卵やバターを使ったお菓子。
以前から憧れていたイタリアのお菓子、クロスタータを作ってみました。
クロスタータとは、クッキー生地にジャムをのせて焼き上げた
タルトのようなお菓子。(厳密にはタルトとは別らしいです。)
可愛い格子柄に焼き上げられた姿。
台所でお母さんがパパッと作ったような、素朴な雰囲気。
イタリアへ行ったことはないけれど、レシピ本などでその姿を見る度に
美味しいそうだな~と、ほれぼれ見入っていました。
そんな時、とても美味しいレモンマーマレードを見つけ、
これでクロスタータを作ってみよう!と閃きました。
焼き上がったクロスタータは、初めてにしては上出来!
憧れのお菓子が目の前にあるというだけで、嬉しくなりました。
食べてみるとシンプルな生地の美味しさに、
ジャムの甘みと香りがふんわり重ねられている。
素朴な美味しさに気持ちが昂りました。
派手ではないけれど、人々に長く愛されるお菓子。
それぞれに家庭の味があり、思い出がある。
そんなお菓子が好きだ!と再認識しました🍪
レモンマーマレードのクロスタータ
《材料》直径約20㎝のもの
薄力粉 120g
強力粉 60g
塩 1g
甜菜糖 60g
無塩発酵バター 70g(1㎝角に切り冷やしておく)
卵 1個
レモンマーマレード 適量
《工程》
ボウルに粉類をふるい入れ、砂糖と塩を加え混ぜる
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バターを加え、指や手のひらで塊をつぶしながら粉になじませる
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サラッとした状態になったら溶き卵を加え、捏ねないよう注意しながら
生地をまとめる
↓
生地をラップで包み、冷蔵庫で一晩寝かせる
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冷蔵庫から取り出した生地を、めん棒で5㎜程の厚さのばす
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直径20㎝程のお皿を逆さにして生地に被せ、丸型に切り抜く
残った生地はまとめ直し、冷蔵庫で冷やしておく
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切り抜いた生地にフォークで所々穴を開け、170℃に予熱したオーブンで15分程焼く
(縁に焼き色が付くまで)
天板にのせたまま冷ます
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残っていた生地をめん棒で最初よりも薄めにのばし、帯状に切り分ける
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縁をぐるりと囲い、丸い部分にジャムを塗る
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残った帯状の生地を格子状に飾り付ける
↓
170℃に予熱したオーブンで25分程焼く
マーマレードが艶々。形が少し悪いのは、ご愛嬌。
タルトよりも、もう少しソフトな印象の生地。
マーマレードの美味しさにじんわり彩られていました♪
★今回レシピを参考にさせていただいた大好きな本★
旅と料理
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