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塩の違い、カンパーニュ no.24

前回に続き、今回も北海道産ライ麦全粒粉を30%配合したカンパーニュ。

ライ麦以外の粉は準強力粉E65を使い、酵母はルヴァン種にしました。

 

いつもと違う点は塩の量。

普段より1g多くしてみたのですが、生地の感触と味わいに締りが出て、

お!と思うような変化を感じました。

 

水分量は多いのに、いつもより生地の成形やクープ入れが上手く出来る。

焼き上がったクラムは酸味がいつもより少なく、粉の味わいが強く感じられる。

 

塩はパンの味を左右するだけと思っていましたが、思いのほか影響力がある。

小さなことが案外大きな変化に繋がるのかもしれません。

 

今回の発見から、またパン作りが俄然楽しくなってきました。

もしかして、塩の種類でまた変化する?なんて期待してしまいます🍞

 

今回の材料と工程はこちらから

↓ ↓ ↓

《材料》

◎ルヴァン種

酵母(スターター) 20g

ライ麦全粒粉 7.5g

強力粉 7.5g

水 15g

 

◎本ごね

ルヴァン種 全量

水 190g

ライ麦全粒粉 75g

準強力粉 175g

塩 4.5g

 

《工程》(室温約25℃)

ルヴァン種の材料を混ぜ、室温で3~4時間発酵させる

ボウルに水と完成したルヴァン種を入れ、溶かすように混ぜる

粉類と塩をふるい入れ、粉気がなくなるまで混ぜる

1時間室温に置く

最初のパンチ(生地を底から持ち上げ折りたたむ作業をボウル1周分)を行う

1時間毎にパンチの作業を、残り2回行う

最後のパンチが終わったら、生地をまとめ新しいボウルに移す

少し膨らむまで室温に置き(今回は2.5時間)

その後冷蔵庫で一晩寝かせる(今回は18時間)

次の日、冷蔵庫から出した生地をすぐに成形する

1.5時間室温に置き、発酵させる

その間に鋳物鍋を蓋ごとオーブンに入れ、250℃に予熱

オーブンシートの上に生地をのせ、クープを入れる

表面にたっぷり霧を吹く

熱い鋳物鍋に生地を入れ

250℃で30分(蓋あり)

230℃で13分(蓋なし)

焼成

 

焼き上がりました!

 

ライ麦特有の良い香りが漂っています。

 

クラムはしっとり柔らかく、粉の風味がたっぷりです。

 

★今回使った粉類★

ALNATURIA ライ麦全粒粉 2kg

E65 (準強力粉) 2.5kg

 

ライ麦30%配合 カンパーニュ no.23 – UZURANO小話

 

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