毎週、週2でパンを焼いているので、
パン屋さんでパンを買う機会がなくなってしまった…。
しかし去年の年末、どうしても食べてみたいパンがあり
パン作りをお休みし、パンを注文してみました。
それが、「わざわざのパン」です。
わざわざというのはお店の名前。とても不思議な名前です。
パン作りに関しても、【こだわりがないというのがこだわり】という面白い発想。
また、パンの種類を数種類に絞って作られている姿勢にも、心惹かれました。
こちらのパン(サイト)に出会ったのは、酵母の事についていろいろ
調べている時でした。
通年、酵母やパンに対し、どんな環境でも同じ状態のものを作り上げることが
良いことだと、私は思っていました。
それと同時に、同じものを作り上げることが出来ず、悩んでもいました。
しかし、わざわざのサイトには
季節変動による発酵が違うため、春のパン、夏のパン、秋冬のパンと1日として同じパンが焼けることがありません。私たちはその季節季節の味わいを大切に、誇りを持ってパンを製造しております。
と書かれています。
この部分を読んだときに、ハッとしました。
そうか、変化してしまうことを恐れなくてもいいのだ、と思えたのです。
自分が作るパンに対して、いつの間にかとても狭い気持ちになっていた。
こうじゃなきゃいけない、という気持ちにギュウギュウになり、
パンや酵母との距離が遠いものになっていました。
そう気付くと、
今の自分に焼けるパンを焼こう!
楽しく焼こう!
というふうに気持ちが変化しました。
失敗もあまり怖くなくなりました。
まだまだパン作りは模索段階ですが、今はワクワクしながら焼いています。
パンを焼きながら、わざわざのパンに出会えてよかったなあと思っています。
注文した食パンもカンパーニュも、優しく、温かい印象でした。
とても美味しかったです🍞
★パンと日用品の店 わざわざ
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