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カンパーニュの軌道修正

先日、フィーディングを繰り返した酵母(スターター)を使い、

カンパーニュを焼きました。

ぷっくり膨らんだ姿。やさしいキツネ色です。

 

スライスすると、クラムには大きな気泡が入り、香りも良いです。

食べると酸っぱさはなく、粉の甘みが感じられ、奥行きのある味わい。

 

美味しいなと思って食べたのですが、なんとなく腑に落ちない。

 

その心のザワザワの原因を探ってみる。

するとそれは、自分が目指すカンパーニュの形が、今までと少し変わってきている

ということでした。

 

クラストはしっかり硬く、クラムには不規則に大きな気泡が入ったもの。

そしてクープが、大きく大きく開いたカンパーニュ。

今まで目指していたものは、こんな形です。

 

しかし、今自分の心の中にあるカンパーニュは、もう少し穏やかなもの。

クラストは香ばしく、焼き色もしっかりついているが、硬すぎない。

クラムは大きすぎない大小の気泡が、均一に入っている。

クープは、ぱっくり大きく開かなくてもよい。

 

大まかに言うと、上記の3点。

さて、ではどうやってそのカンパーニュを目指していくのか。

加水率、捏ね、成形、焼き方。

いろいろなことが関係してくると思います。

 

今は自分の中で、イメージを膨らませる。

そのイメージに沿って、作り方を考え、工夫を重ね、

努力していこうと思います。

 

まるでこれは、決意表明⁉🍞

 

(フィーディングはやって良かったです!)

 

お宅の酵母、どんな味? – UZURANO小話

 

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