シードケーキ。とてもシンプルな名前を持つケーキ。
全く知らなかったのですが、イギリスに古くから伝わるケーキだそうです。
(いつもの如く、大好きなレシピ本「Mornington Crescent Tokyoの英国菓子」を
参考にさせていただいてます。)
シードとは、キャラウェイシードのこと。
そして今回のケーキには、オレンジピールも入っています。
そうです、このケーキを作りたくて、先日オレンジピールを作ったのです。
そのまま食べても美味しいオレンジピール。
ケーキに入れるとどうなるの?という、楽しみな気持ちで作りました。
《材料》(15㎝の丸型1台分)
無塩バター 100g
有機砂糖 100g
卵 2個
薄力粉 115g
アーモンドパウダー 25g
ベーキングパウダー 5g
塩 2g
ナツメグパウダー 1g
オレンジピール 20g
キャラウェイ 5g
牛乳 15g
《工程》
柔らかくしたバターに砂糖を加え、白っぽくなるまで混ぜる
↓
溶いた卵を大さじ1杯ずつ加えていき、その都度よく混ぜる
↓
粉類を振るい入れ、混ぜる
↓
オレンジピール、キャラウェイ、牛乳も加え混ぜる
↓
生地を型に流し入れ、180℃に予熱したオーブンを170℃に下げ
40分焼く
焼き上がりました!
前回のヴィクトリアケーキよりも、ふかふか感が増しているようです。
香りも素晴らしい!
次の日、カットしてみると生地はキメが細かく、ふんわりしています。
食べてみると、キャラウェイの粒粒が口の中で弾け、とても良い食感。
香りも同時に弾けます。
5gって多いな…と思っていたのですが、食べるとその量が丁度良く感じます。
これ以上少なければ、きっと物足りなかったでしょう。
そしてオレンジピール!
時々触れるその甘さと風味が、とても爽やか。
オレンジの美味しさが凝縮されています。
さらに、キャラウェイとオレンジピールがこんなに相性の良いものだとは、
知りませんでした。もう、正に好みの味です。
今回はバターと砂糖の混ぜ具合、そして卵を入れた時に乳化させる、
という2点に気をつけながら作りました。
しかし、卵は最後の方でやはり分離。
この点がケーキ作りで一番難しいです。
卵の温度が低すぎるのも、分離の原因の一つ。(ネットで調べました)
冬、我が家の台所はとても寒いので、常温に戻したつもりの卵が
まだまだ冷たい状態だったのかもしれません。
けれども、今回のケーキもとてもとても美味しかったので満足です。
次こそは!の気持ちで、またケーキを作ろうと思います。
★いつも参考にさせていただいているレシピ本★
Mornington Crescent 東京の英国菓子(モーニングトン・クレセント東京の英国菓子)
★今回使用した薄力粉★
ALNATURIA 有機きたほなみ (薄力粉) 800g 【送料無料】
赤いラインが決め手、ヴィクトリアケーキ – UZURANO小話
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