レーズン酵母とファッロ小麦を使ったパン。
焼き上がりの香りがたまらない、酵母のおいしさと粉の強さを感じるパンです。
材料
A レーズン酵母 50g
A ファッロ小麦 50g
ファッロ小麦 100g
塩 3g
水 63g
ハチミツ 小さじ1
作り方
・Aの材料を混ぜ、2倍位に膨らむまで発酵させる。
(いつも大きめのグラスに材料を入れて混ぜています。混ぜ終わったらふわりと
ラップをかけ、室温に置きます。今回は28℃の室温に4時間程置きました。)
・水、塩、ハチミツをボウルの中で混ぜ溶かし、先の発酵させたAも加え混ぜます。
さらにファッロ小麦を加え、よく混ぜます。
(水分と粉がなじみ、生地にツヤが出るまで混ぜます。べたべたした生地なので
手で捏ねなくても大丈夫です。)
その後ゴムベラなどで、生地を外側からすくい上げ内側にたたむという動作を
ボウル一周分行ないます。これを30分おきに、4回繰り返す。
休ませている間はボウルにラップをかけ、乾燥を防いでおきます。
(緩い生地に刺激を与え、グルテンのつながりを強くするための工程です。)
・その後生地をタッパーに移し蓋をして、2倍位に膨らむまで一次発酵。
(今回も室温に90分程置き、その後冷蔵庫で一晩ねかせました。)
・冷蔵庫から取り出した生地を室温に置き、常温に戻す。
(冷蔵庫でねかせなかった場合は、次の工程へ。)
・発酵の終わった生地を、たっぷり打ち粉をふった台に取り出し、広げ、上下左右から
折りたたんで成形。
(成形は下手すぎて、上手く説明出来ません。ごめんなさい。
動画などで上手な方の動きを見て参考になさって下さい。
今回の生地はすごく緩かったのですが、打ち粉とスケッパーを駆使し、
なんとか形にしました。)
・バターを塗った型に成形した生地をいれる。
上からボウルを被せて乾燥を防ぎ、1.5倍位に膨らむまで二次発酵。
発酵後の生地
・型ごと覆える大きさのボウルをオーブンに入れ、250℃に予熱。
・予熱が終わったら生地に霧吹きをし、表面を潤す。
熱いボウルを上から被せ、250℃のオーブンで20分焼く。
・焼き終わったらボウルをはずし、さらに250℃のオーブンで8分程、表面にこんがり
焼き色が付くまで焼く。焼き上がった型から出す。
出来上がりです。
今回は、レーズン酵母のおかげでとても香り高いパンが焼けました。
クラストもガリガリに硬く、噛み応えもしっかりあります。
酵母と古代小麦の力が合わさり、力強い味わいが楽しめました。
グルテンフリーではないのですが、古代小麦は栄養価が高い面や、アレルギーが
起こりにくいなど、興味を惹かれる部分が沢山あります。
パンにすると、普通の小麦の様にやさしく滑らかな食感とは違い、粒子や
粉そのものの香りを強く感じる印象です。少しパサつくところもありますが、
油脂やドライフルーツを入れることで、また違った食感になりそうな気がします。
時々ですが、古代小麦でいろいろ作ってみたいと思います。
ではまた次のパンへ・・・。
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